PENTAXの「カスタムイメージ」を駆使する #2 渉成園 枳殻邸 編
カスタムイメージを使いこなそうともがく第2回。今回の撮影場所は京都 東本願寺 渉成園。
園日渉而成趣(園、日に渉って以って趣を成す)
- 「帰去来辞」陶淵明
から名づけられた「渉成園(しょうせいえん)」は、東本願寺13代宣如上人が徳川幕府3代将軍家光公から寄進された東本願寺東側の土地を自らの隠居場所として定めたことから始まりました。また、周囲に枳殻(からたち)を植えたことから「枳殻邸(きこくてい)」とも言われています。京都駅から歩いていける距離で、しかも協力金500円で質の良いパンフレットを頂けるので是非行ってみてください。
ホワイトバランス:CTE
カスタムイメージ:雅(MIYABI)
北側に建てられた滴翠軒という建物です。偶然にも鳥がいたので建物とともに切り取りました。明治17年(1884)建立ですが、京都では新しく見えてしまいますね。
ホワイトバランス:CTE
カスタムイメージ:雅(MIYABI)
園最大の池である印月池(いんげつち)の水源となる獅子吼(ししく)近くの苔むした岩です。苔の緑の彩度が高いのにもかかわらず自然に映るのがカスタムイメージ「雅(MIYABI)」の良いところです。
ホワイトバランス:CTE
カスタムイメージ:雅(MIYABI)
渉成園で印象的な回棹廊(かいとうろう)。リフレクション狙いの1/2構図。
ホワイトバランス:CTE
カスタムイメージ:雅(MIYABI)
新宿御苑から新宿の高層ビル群を見上げるような感じで、渉成園からは京都タワーを見上げることができます。
ホワイトバランス:CTE
カスタムイメージ:雅(MIYABI)
横構図Ver.の回棹廊(かいとうろう)。キットレンズとは思えないほどの描写力を感じれます。
カスタムイメージ「雅(MIYABI)」と京都ほど相性のいいものはないと思います。京都にしばらく住んでみたくなりました。
次回は京都駅スナップ。それでは。