flumingo

flum

photography, snap…

film records #12

Untitled

PENTAX MX / XR RIKENON 50mm F2

シャッター不良で修理に出していたPENTAX MXが戻ってきました。調子確認がてら比較的廉価なKodak GOLD 200を入れて撮ってきました。

廉価といっても¥2000くらいするフィルムで今やフィルム写真はランニングコストが高くかかる道楽となっています。私がフィルムを始めた頃でも¥2000あればリバーサルフィルムを買えた気がしており、この数年のフィルムの高騰ぶりには驚くばかりです。

 

Untitled

広島 宇品港

島を歩きたくなり、フェリーに乗って渡る。

Untitled

日が照っても風は冷たく、歩き回るには快適な季節。

Untitled

似島

船着場につき、歩行開始。

Untitled

街並みを見物したあとに海岸線歩行を開始。

Untitled

Untitled

Untitled

海岸線歩行は気持ち良すぎる福祉。

Untitled

Untitled

Untitled

Untitled

Untitled

Untitled

Untitled

GOLDを名乗っているだけあり、色温度が高く、あたたかい画づくり。

Untitled

旧陸軍未消毒桟橋跡

この島は戦前に陸軍の検疫施設があり、当時の桟橋が残っている。広島は大陸への出兵の拠点となったこともあり、本土へ帰ってくる多くの兵士がここを通過したのだろうか。

Untitled

Untitled

Untitled

Untitled

哀愁漂う夕暮の海岸線を歩き、感傷に浸る。

やはり、散歩はよい。

Untitled

Untitled

夕陽に照らされた船が黄金に輝く。

 

フィルムの価格は高騰し、種類も減る一方であるが、Kodakはフィルムを作り続けてくれるらしい。ランニングコストが馬鹿にならないフィルムは日頃から浸れない趣味ではあるけれど、やはりデジタルとは違ったフィルム機の撮影テンポは良き気分転換となり、フルマニュアル機を使っていると良き頭の体操となるのでこれからも続けていきたい。

Untitled

PENTAX MXの種類は普段からお世話になっている広島市内のカメラ屋のおすすめもあって新潟の宮越写真機修理店さんにお願いしました。メールで丁寧にやり取りしてくれて、かつ良心的な値段で修理してくれるので安心感があります。

この時代に1976年に発売されたカメラを直してくれるなんて有り難い限りです。ありがとうございました。

Untitled