晩秋の金刀比羅宮を歩く
中高の友人と琴平に行ってスナップしてきました。レンズはDA★60-250mmF4。
カスタムイメージは「ナチュラル」。色が自然に出ます。
参道横には商店が立ち並び、活気があって楽しい。
凹凸が少なくてなかなか歩きやすい石畳です。参拝者が歩くたびに磨かれてきたのでしょうか、光沢さえあります。
ここからはカスタムイメージは「フラット」に設定。色の主張が激しくなくて落ち着いた画になります。
本殿まで785段。階段の連続です。
老若男女構わず本殿を目指して急勾配な参道を上がっていきます。
日暮れまですぐだったので下る人の方が多かったですね。
階段を幾度となく登ってきたので門からは琴平の町が見えます。
門を越えるとすこし雰囲気が変わります。
紅葉のグラデーションもまだちらほら見えます。
新緑に囲まれた木造建築物はなかなか荘厳です。
銀杏が散って屋根の上に落ちていてなかなか晩秋らしい風景です。
本殿に到着。もう日が暮れます。
なのでDA35mmF2.4にレンズ交換。F2.4も物足りなくなってきたのでそろそろF1.8以下の明るいレンズを使ってみたいですね。
水瓶に映る提灯。「銀残し」で撮影。
もう完全に暗くなってしまいました。
夜になると雰囲気が全然違いますね。
カスタムイメージで遊びながらスナップできる楽しみはPENTAXの強みなのでPENTAXは手放せそうにないですね。
もうすぐ冬。冬の情景もカスタムイメージで切り取っていきたいと思っています。
GRとともに夜を徹して高知市内から室戸岬までの90kmを歩いた〜室戸貫歩2019〜
今年も行ってきました、高知大学の謎行事である室戸貫歩に。
室戸貫歩の簡単な説明は昨年書いたとおりです。
高知大学空手道部が自己の体力と精神力の鍛錬を目的に大学から室戸岬まで夜通し歩くというトレーニングを始めたのがきっかけです。それがやがて一般人も参加できる高知大学の名物イベントになってしまった。
自分の体力と精神力の限界に挑んできた〜室戸貫歩2018〜 - flumingo
高知大学朝倉キャンパスから高知県の東端の室戸岬まで歩くという常軌を逸したイベントなのですが、予定が空いている限り参加したので結局大学4年間で3回参加することができました。毎年、途中60km歩いたくらいで室戸貫歩に参加したことを後悔するのですが、また来てしまうのは何故なのでしょうね。その理由を探すのが1つ目的としてありました。ルート概要については去年のブログを参考にしていただくのが良いかと。
前回はiPhone SEで写真を撮りましたが、今年はRICOH GRIIがあるのでスナップしながら90kmを往きました。
愛媛より高速バスで高知に入り、JRに乗って高知大朝倉キャンパスがある朝倉駅に向かいます。
駅に着くと高知大ワンゲルの皆さんが出迎えてくれました。
例年の如くキャンパス近くの「秀」というお店で はまち丼 を頂きました。
高知大の合宿研修施設で早々と明日に備えて眠りに着きます。
翌日の8:30、集合場所には大勢の参加者が集結していました。説明や諸注意を聞いて9:00に出発です。
はじめの3kmほど走ってしまったので高知市内を抜けるのはあっという間でした。
毎年、途中にコスモス畑があって楽しませてくれます。
こういった感じの国道沿いをひたすら進みます。
毎年見てしまう謎建築物。
寒いなかですが美味しい。なんだかんだで室戸貫歩に来るたびに毎回食べましたね。高知市内から歩いてのみで3回行く香南市の店は私の人生でこれまでもこれからもこの店だけでしょう。
ここから1時間ほど速歩きすると太平洋に辿り着きます。
ジェラート店で合流した後輩は一眼レフ携帯で初めて室戸貫歩を挑むということでなかなか狂っています笑
彼はこの後にヤ・シィパークから前方にいた別の後輩2人を追いかけて走り去って行きました。
お遍路さんは我々とは逆方向に進んでいくみたいですね。
ヤ・シィパークに到着して昼ごはん。
超高級ドリンクのジョアを飲んで気分を上げます。
レストランもあったりとなかなか長時間寛げそうな場所ですが、30分以上居座ったことがない…
そそくさと出発してトンネルを越えます。
海岸に突き出したガラス張りの建物が毎年目に入りますが、SEA・HOUSEというカフェ・レストランらしいですね。面白い建物だからレンタカーでも借りて一度訪れたいのですが、おひとりさまだと流石にキツそう…
気分転換に自転車道に入り、ひたすら歩く。
横を土佐くろしお鉄道ごめんなはり線の車両が通ります。
この曲線と勾配が緩やかな感じや、
道幅がちょうど鉄道跡らしいですよね。
右手には相変わらずの太平洋。日がもうすぐ暮れるのでそろそろ見納めです。
草を絡めて構図を取り、秋らしさを…
遥か先に岬が見えますが、初心者は室戸岬だと勘違いしてしまいます。ここから見えるのはおそらく途中の休憩ポイントである羽根岬。羽根岬から室戸岬まではまだ20kmくらいあるので気が遠くなりそうです。
今回はmont-bellのマリポサトレールを履いています。GORE-TEXなので雨でも安心ですが、今回は雨は降らず。私が1回生で参加した雨の室戸貫歩に欲しいギアでした…
今年も犬が去年と同じ場所でお出迎え。首輪もついていますから野犬じゃなさそうなので安心です。
前左脚の関節が悪いのかずっとこんな感じでした。
太平洋の夕暮れは美しい…のですが室戸貫歩中の夕暮れは少し不安が滲みます。
しばらく歩くと日没を確認。暗くなってからが室戸貫歩なので気を引き締めて見届けます。
建機の影とマジックアワーが美しい。
安芸のコンビニで晩ご飯を食べて道の駅大山へ向かいます。
道の駅大山を越えるとしばらく真っ暗です。月の光が優しく道を照らしてくれます。
奈半利あたりでいつも応援してくれる室戸貫歩名物「ことしもいくぜ むろとへかんぽ」。いつも少し士気が下がった我々を鼓舞してくれます。
暗いので撮るものがなくて、電話ボックスを撮る。
星が綺麗だったのですが手持ちでは限界。真っ暗です。ザックにGRを置いて撮ればよかったと思ったのですが、そんな余裕もなく…
80km地点あたりで室戸市に進入します。ここから室戸岬まで20kmもあるなんて室戸市は広い。
羽根岬の休憩所に到着。今年は地元の婦人会の方々が行ってくれている炊き出しがなくて寂しい羽根岬でした。こんな深夜に炊き出しするのはなかなかキツいので仕方ないですね。
iPhoneでジャズを流しながら抹茶ラテを淹れてくれる簡易カフェ店員と化したサポーター。いつも手厚いサポート本当にありがたいです。
地獄の羽根岬 キラメッセ区間のはじまりはじまり。撮るものが自販機くらいしかない…
3回目でもこの区間は慣れず辛いですね。
キラメッセに到着するとまたサポーターから温かい飲み物をいただき、室戸岬へ向けて歩き出します。あと10kmちょいなのでもうすぐなはずなのですが脚が重くて遠くに感じます。痛みに嘆いててもゴールにはつかないので痛みは無視してとりあえず足を動かすのが室戸貫歩のコツです(?)
4:45。GRスナップのことは完全に忘れて気づくとゴールの室戸岬。今年は序盤に少し走ったり、羽根岬で炊き出しがなくて滞在時間が短かったり、ロキソニンで鎮痛したのもあって昨年より1時間近く到着しました。念願の92km20時間以内に踏破です。
サポーターの方にゴール地点休憩所まで送ってもらい、帰りのバスまで休みます。休憩所内は皆さん死んだように眠っています。昨年は6時前に到着して7時のバスに乗れたのですが、今年は5時前に到着したのにもかかわらず7時のバスに乗れませんでした。それだけ今年の参加者のペースが速かったということでしょうか。
9時のバスに乗車。高知大まで90kmあるのでバスでも2時間くらいかかります。ひたすら寝るとあっという間に2時間が溶けます。
高知大に戻ったあとの夜は出発前夜に はまち丼 をいただいた 秀 にてお寿司を頂いて祝杯をあげます。
私の大学ワンゲル部からは20人弱が参加したのですが、ほとんどが次の日が授業やテストなのでゴールした当日に愛媛へ帰って行きました。若いって素晴らしいですね。20を超えて21過ぎたあたりから老化を感じずにはいられない私にとっては信じられない体力です。
さて、冒頭述べた「毎回辛くて途中で後悔するのにもかかわらず、また室戸貫歩へ来てしまう理由」として最後に結論づけておきたいと思います。
まず、1つ目は出発時のカウントダウンからのスタート時に理由があります。周りの参加者も皆声を上げてスタートしていくこの瞬間の高揚感が忘れられなくなってクセになること。
つぎに、終わったあとに理由があります。ゴールをしたあとの色々な感情。それが祝杯をあげたあとには苦痛が体から抜け去って解放感と達成感だけが残ります。打ち上げあとに私は横にいた後輩にこう呟いてしまいました。
「いやー楽しかったね」
と。
2つ目は室戸貫歩は楽しいからという理由にでもしておきましょうか。
92kmまでの途中の道のりで特に初めての参加の場合は精神崩壊しそうな瞬間が訪れます。しかしそれを乗り切ってゴールしたことやリタイアしてしまった場合でも自分の限界を試したことが確かな自信に繋がり、人生イージーモードになります。意外と大人になると自己肯定感が得られにくくなるものですが、室戸貫歩に行くとたった1日足らずで圧倒的自己肯定感が生まれます。これは結構コスパ良いのでは…(たぶん違う)
皆さんも興味を持たれたら是非室戸貫歩に参加してみてください。
大学生活も最後ですが、定期的に自分の限界を試せるイベントに出会えて、そして最後の4年目の室戸貫歩にも参加できて幸せでした。毎回室戸貫歩に安心して参加できるのは高知大ワンゲル部の手厚いサポートのおかげです。本当にありがとうございました。
そして、この狂ったイベントが高知大生や近隣の大学生、住民にいつまでも愛されますように…
GPSログはYAMAPの方にに貼り付けておきます。
鉄道で訪ねる南予の旅 #3 下灘駅 編
【前回】鉄道で訪ねる南予の旅 #2 大洲 編
15:35 伊予大洲 → 16:20 下灘 普通 松山行
大洲から下灘に向かいます。
車内はのんびりした雰囲気。
下灘駅に着くと予想通り沢山の人がいました。すこし混乱気味なくらいです。
線路に降りて撮る人もいて駅係員の方に注意されてました。下灘駅が観光スポットになってから久しい今、まだこのような非常識で危ない行為をする人がいるとは正直驚きです。そういう人に限ってクルマで来てJR四国に一銭も落とさず帰っていくのはザラにあるので複雑な気持ちになります。全国各地にもオーバーツーリズムの問題があるように、ここ下灘駅にも深刻な影響があるように思えました。
駅に作られた花壇には地元の方々が植えて大切に育ててくれたコスモスがありました。ここも花壇に入って花を踏み荒らす人がいたようで茎が折れた植物もいくつか見かけました。近くに行ってもそんなに撮れ高変わらないのに。望遠レンズやマクロレンズ、またはiPhone11 Proのような望遠レンズが付いたスマホを買おうね!
今年はコスモスをまだ観れてなかったのでとても良かったです。
撮って出しですが、やはりこういう被写体にはカスタムイメージ「ナチュラル」が合いますね。いつもPENTAXの色作りには驚かされます。
駅の乗客整理をしているJR四国の方に柵の外から駅とコスモスを合わせて撮るといいよと言われたので、柵の外に出てみます。
ズームレンズの望遠端までズームして出来るだけ柵に近づけると柵が消えるというテクニックがあるのでそれを使う時です!
やはり広角側にズームすると柵が写り込んでしまいますね。
まもなくお待ちかねの観光列車伊予灘ものがたりが入線してきます。
伊予灘ものがたりの乗客も相まって小さな駅に凄い数の人が集まって異様な光景です。
コスモスと合わせて撮ります。
10分ほど停車するので意外にもシャッターチャンスは多かったです。
夕焼けとともに撮られることが多いイメージがある伊予灘ものがたりですが、宵の始まりあたりのすこし暗くなったシチュエーションも幻想的で美しいですね。
駅のベンチはカップル特等席みたいになっています。私なんかは座るのがおこがましい雰囲気です笑
伊予灘ものがたりが出発するとクルマで来てる人は一気に帰って、次の列車で松山に戻る人だけが残るので少し閑散とします。
松山行きが出ると人は格段に減り、背景は真っ暗になるのでこれはこれで良い雰囲気です。
フリーパスなのでどうせなら伊予大洲経由で特急に乗って帰りたいと思います。まずは普通列車で伊予大洲まで向かいます。
伊予大洲駅に到着すると部活終わりの学生が乗り込んで来て予讃線非電化区間の日常を感じられました。
18:52 伊予大洲 → 19:28 松山 特急 宇和海26号 松山行
伊予大洲からは特急で一気に松山に帰ります。
普通電車の本数が少ないのもあって長距離になると特急を使うのは当たり前な路線なので、結構な人が特急に乗り込みました。
振り子式の特急列車はカーブをもろともせずに快速に走り、気づけば終点の松山駅です。
折り返して宇和島に向かう列車には南予に帰宅する人が乗り込んでいました。
もう少しすると高架駅に生まれ変わる松山駅。県庁所在地の駅らしさがないと言われる松山駅ですが、私はこの独特な雰囲気は結構好きでした。この雰囲気が失われるのは少し残念ですが、もちろん新しい駅には期待もあります。引き続き松山の玄関口のひとつになり、旅情溢れる駅になればいいなと願っています。
鉄道で訪ねる南予の旅 #2 大洲 編
卯之町を離れて大洲へ向かいます。
伊予大洲駅に到着し、駅から中心街まで1.7kmくらいありますが、ワンゲラーの悪い癖でこれくらいだと歩いてしまいます。皆さん行かれる時はタクシーか駅横の観光案内所でレンタサイクルを使いましょう笑
川を渡るときに大洲城が見えます。西日本豪雨から1年以上経ちますが、あの日の面影はもう薄いですね。2年くらい前に行った時と変わりはありません。
小さな商店街を通って市役所の方へ向かいます。
カフェ 羅り瑠れ櫓にお昼ご飯を食べにきました。
和風ハンバーグ定食をいただきました。めっちゃ美味しい!
羅り瑠れ櫓(らりるれろ)
大洲の代表的な通りで情緒溢れる おはなはん通り の方へ向かいます。
行ったらめちゃくちゃ賑わっていました。
城下のまちびと-SHIROSHITA NO MACHIBITOというイベントが行われていたようです。
各種露店が並び、お店の人は明治大正期にありそうなレトロでハイカラな服装の人ばかり。めちゃくちゃいい雰囲気でした。
臥龍山荘の方までお店は連なり、どこもかしこも人で賑わっていました。
アート・クラフト・フードが三大テーマらしく、最近流行のハンドメイドを扱うお店が多かったように思えました。
どこでもドアが置いてあったりとユーモアにも溢れています。
そろそろ駅の方へ戻ります。もちろん帰りも徒歩です。後で調べてみたら同じ時間帯にレトロバスが運行してたらしく、せっかくなら乗ればよかったなと…
家族連れやカップル、女性友達同士が多かったように思えます。望遠レンズと一眼レフをぶら下げた私は少し肩身が狭かったです笑笑
おそらくこの賑わいからすると来年も開催してそうな雰囲気なので、ぜひ大切な人や友人と行かれてみてはと思います。
15:35 伊予大洲 → 16:20 下灘
海が近い景色の綺麗な駅でお馴染みの下灘駅へ向かいます。
やってきたのは「おさんぽなんよ」ラッピングのキハ54です。
次回、下灘駅へ
鉄道で訪ねる南予の旅 #1 卯之町 編
ディーゼルエンジンが唸る気動車に乗りたくなったので急遽予讃線に乗って南予の方へ出かけることにしました。
旅の始まりは松山駅。
自動改札化されていないけれど4年住んだら見慣れてしまった景色を通り過ぎると…
2000系の姿がありました。細かく言うと手前の1両はN2000系ですが笑
2700系増備に伴って2000系の引退が進み、予備車が少ない松山運転所に2000系、N2000系が集められ始めてるらしいですね。
今回はフリーパス「内子・大洲街並散策1日パス」を購入しました。エリア内なら特急と普通の自由席は乗り放題です。
06:48 松山 → 07:23 伊予大洲 特急 宇和海3号 宇和島行
まずは伊予大洲まで特急で行きます。
清々しい朝、銀色のステンレス車が映えます。
乗り込むと適度な暖房が効いてて心地よい。
朝日に照らされて軽快に走ります。振り子車なのでカーブも速度を落とすことなく突き進んでいきます。
内子からの盆地に入ると、天気予報は晴れなはずなのに辺り一面に霧でした。内子や大洲独特の雰囲気です。
大洲で下車して、後続の普通列車に乗り換えます。フリーパスのエリア外なので新しく切符を買いました。
07:52 伊予大洲 → 08:58 卯之町 普通 宇和島行
途中八幡浜で22分停車なので跨線橋から撮影。松山始発の伊予灘経由で走ってきたキハ185です。
車内は急行列車のようなクロスシート。これが普通列車と考えると至極豪華です。
相変わらずキハ185の車内はいつ乗っても暑いので冷たいお茶を買いました。一度、松山から宇和島までキハ185で行きましたが、暑すぎてほぼデッキにいました…
卯之町に着きました。愛媛県歴史文化博物館があるのでそこに行ってみましょう。
卯之町の街並みを観ながら向かいます。こういうローカルな雰囲気を味わうのは楽しい。
遊歩道で10分ほど登ります。
秋のかけらを見つけたり、
てきとーに望遠スナップしたりとカメラを持っていると飽きることはありません。
博物館につきました。一度は愛媛の歴史をざっと辿っておきたかったのです。
南予にあるのでどうしても影が薄いですが、常設展を含めて展示は素晴らしいものでした。こういうかつての大街道を実寸サイズで再現したりと凝ったものが多かったですね。
博物館の管理運営がいよてつ総合企画に委託されているからか、路面電車についても詳しく説明があり、昔の市内電車の再現もされていて面白かったです。
祭りの屋台も実寸サイズであり、迫力があります。
建物自体も開放感があってスナップするのも楽しい。
面と線が連なり、まるで愛媛の東京国際フォーラムです。常設展ではほとんど僕以外の人を見かけませんでした。これだけのものがあって勿体ない。もっと流行ればいいのに…
窓からは紅葉が見れたりといるだけで楽しい空間でした。
そろそろ列車の時間なので駅へ戻ります。
卯之町の街並みをじっくりと見物しながら戻ります。
そういや卯之町には開明学校もありましたが、また時間があるときに訪れたい。
お昼ご飯を食べるところが特になかったので大洲へ戻ります。
車両は主力のキハ54。国鉄民営化直前に経営難が予想されたJR北海道と四国を救済するために製造された車両です。
次回、大洲へ
鉄道で訪ねる南予の旅 #2 大洲編 に続きます。
GRIIを持って大塚国際美術館に行ってきた
日本最大級の美術館「大塚国際美術館」に行ってきました。少し前までは日本最大だったらしいのですが、国立新美術館に1位を奪われて現在2位らしいです。しかし、民間財団がこれだけのものを保有しているのは流石としか言いようがないですね。
車で行ってきたので近くの駐車場に車を停めます。
駐車場から美術館までは美術館が運行するバスで行くことができます。
当館は商用利用や作品のみの撮影以外なら撮影可能ということでGRIIを持ってスナップしました。
長いエスカレーターを上がると、そこはまだ地下3階です。はじめに出てくるのは米津玄師が紅白で歌った場所ですね。壮大すぎて「すげー!」としか言えませんでした。こういう場所に来ると語彙力喪失します。
GRIIと美術品の相性が良くて楽しいスナップでした。人の影も相まって美術館の雰囲気そのものが美しい…
ゴッホのひまわりシリーズもありました。再現品とはいえ、これだけ揃うと圧巻ですね。
近代美術が並びます。中学や高校の美術の教科書に載っているようなものもあって、意外と親近感が湧くエリアでした。
ようやく地上に上がったと思いきや、もう日が暮れかけです。閉館時間が近づいているので出口へ向かいます。
どうせならということで大塚食品のマッチを持って撮影。一番良い記念になった気がします笑笑
またバスに乗って駐車場に戻るとちょうどマジックアワーのはじまりで綺麗な鳴門の海が見えました。
急ぎ足で見たので今度来るときはじっくり見て回りたい…中にはレストランやカフェも併設されているのでのんびりするのも良いかもしれません。
GRIIでヨーロッパの街並みを撮ると映えそうと思ってしまったので、少し海外へ行きたくなってしまいました。また浪費癖が止まらない泣…
徳島 栄町をぶらついて中華そばを食べた
徳島市の繁華街である栄町を散策してきました。
徳島は故郷の兵庫から比較的近い距離にありますが、用事がないもので馴染みがなく、かえってとても新鮮な感じで散歩できました。
道路を挟んで屋根付きの歩道とお店が並ぶ様子。地方都市繁華街あるあるの光景ですね。
栄町の路地入り口です。
風俗店が軒を連ねていてなかなかディープな雰囲気です。松山の二番町然りこういうところでスナップするのは結構好きなのです。(キャッチのお兄さんの勧誘を断るのは若干面倒ですが)
少し徳島駅のほうに戻って落ち着けそうな雰囲気の中華そば屋さんを見つけました。
店内は明石魚の棚にある明石焼きの店「たこ磯」に雰囲気が似てて落ち着きます。
肉入り中華そばと焼き飯のセットをいただきました。飽きない美味しい味なので、もし徳島に住んでいたら足繁く通っていたことでしょう。ご夫婦で切り盛りされているのでしょうか、そのお二人のとても優しい接客で心温まりました。ごちそうさまでした。