瓶ヶ森で朝日を拝み、面河渓で暑すぎる五月を涼む
こんにちは、flumingoです。
5月の最後はとても暑かったですね。
5月25日にホスピタリティを求めて瓶ヶ森で日の出拝み朝活をし、清流が生まれる場所面河渓で涼んできました。
瓶ヶ森
午前7時に開門する石鎚スカイライン経由だと日の出に間に合わないので国道194号線の寒風山トンネルを経由して瓶ヶ森林道(通称UFOライン)を通って瓶ヶ森林道駐車場へ至る。
※瓶ヶ森林道は落石が多く車道に大きな石が落ちていたり、崩れて車道が欠けている(目印として反射板付きのカラーコーンがある)ことがあるので特に夜間は注意して運転する必要があります。
山行
狂気のUFOライン深夜ドライブを終えて、合計2時間半くらい運転したので軽く30分ほど仮眠を取ってから出発。
駐車場からも裸眼で星がたくさん見えます。
登山口にはカメラと三脚を持った方が1人先に出発していかれました。
分岐手前でその方に挨拶して追い越しました。
しばらく歩いて分岐を過ぎたあたりで後ろを見ると写真では真っ暗で闇の中に見える…
実際は月明かりで少し明るかった。
広い場所で三脚でも立てて撮ったら良かったかもね。
あっという間30分ほどで瓶ヶ森山頂に到着。
我ながら速いペース。ザックの耐荷重18kgギリギリの重さだけど、GREGORY PARAGON48の背面システムが快適すぎて重さを感じません。
まもなく後ろから先ほどのカメラの人が追いついてこられました。
こちらがすでに三脚を立てて撮影していてヘッドライトが影響すると思われたからでしょうか、
「すみません」
と声をかけられる。
「全然いいですよ」
と返しました。
去年あたりでしたか、北アルプス涸沢で夜景を撮っていたカメラマンが「邪魔だからヘッドライトを消せ」と怒鳴った事案があったと聞きました。これは良くないですね。マナー違反です。
少し大事な脱線をしましたが続きます。
この日は星が綺麗でした。
南西の空、天の川の方向に明るい月があるせいで天の川は見にくいけど、これはこれで良い。
北側は今治と西条の夜景と瀬戸内海が見えます。
東の空はすでに明るくなりつつあります。
風が少しあり流石に寒いので、ダウンジャケットとハードシェルを羽織り、そして、夜の山で同じ風のある稜線に留まり続けて動かないのは危険ということを思い知らされます。
だいぶ明るくなってきて朝のマジックアワーを迎えます。
霞がかってるけど、そのおかげで空の階調がとても綺麗。
こんなに景色が良いのにこの日は私含めて二人だけ。
この点において四国は最高です。
もう一人の方はNikon D610ユーザーのようです。
少し雑談しながら撮影しました。
4時50分頃、日の出を迎える。
山の上なので下界より少し早い。
ピカーン!祠が光を放つ!光芒!!!
清々しい朝です。
すっかり明るくなり三脚が要らなくなったので、三脚は被写体になります。
三脚ポトレの開始
美しい…美脚すぎ…
ようやく山での撮影システムが揃いつつあります。
GREGORYとLeofotoの共演。
軽くて強いカーボン三脚は登山の味方。
四国山地が連なり、太陽とグラデーション。
生命を感じますね。
西側には微妙に先っちょだけモルゲンロードになった石鎚山がみえました。
明るくなってきたので下山を開始。
この笹野が広がる稜線と連なる山々がTHE 四国の山って感じ。
素晴らしい。
花の季節5月ということで樹木には可愛いのがついてました。
オオカメノキの花です。小さい花が密集して1つの花になるやつ!!!
瓶ヶ森(女山)に続く二番目のピークである男山を通過。蔵王権現を祀る祠がある。
男山を過ぎるとすぐ真下に駐車場が見えます。見てもわかる通りそこそこ大きい駐車場です。
奥には手箱山や筒上山が見えます。
下山。
頂上で一緒だったD610オーナーの方にコーヒーを頂き、しばらくカメラ談義をしていました。
弱小マウントPENTAX Kマウントユーザーである私からすればNikon Fマウントみたいな強いマウントだったら悩みはなさそうに思えるのですが何かしら大なり小なり悩みがあるご様子でした。
D610の方とお別れして、そのあと車でしばらく休憩していましたが、虫が多すぎるので土小屋に行くことにしました。
土小屋で石鎚山に登るか、昼寝をした後もう一回瓶ヶ森に戻って夕方のマジックアワーを見るか、ゆる~く面河渓で休憩するか悩みましたが、一番楽な面河渓に行くことにしました。
面河渓
石鎚スカイラインを下って面河渓におりてきました。
面河渓の透明感凄すぎでしょ。
さすがは清流 仁淀川の上流部!
見るだけで涼しい。
お昼ご飯
豊かな自然に全く映えないポカリスエットとコンビニパンをいただく。
渓泉亭・面河茶屋に入っても良かった気がするが、、、
断崖絶壁の下に渓流。
圧倒的ロケーション!!!
SUUNTOのブツ撮り。
防水だから全然これくらいオッケーだよ。
すっかり涼んだ後は少し知的好奇心を満たしたくなって面河山岳博物館に初めて入館。
この辺りは大昔、大きな火山で、マグマだまりが空洞になり、それらが押しつぶされ沈んだ結果、取り残された火山の縁が今日の石鎚山や二の森になったらしい。
博物館を出て駐車場横の階段を降りると岩水と緑のコントラストが良い場所に行ける。
PENTAXお得意の緑の描写が光る
影の感じがたまらんですね。
帰路
いつもは一度久万高原町中心地まで行き三坂道路経由で帰るのが定番で一番楽なのですが、この日は何をトチ狂ったのか、国道494号線 黒森峠を抜けることにしました。
途中までは面河支所など役所がある中心地に伸びる道なので立派な道路でしたが、途中から完全な酷道と化しました。
午前0時から歌いながらずっと運転してた私ですが、この時ばかりは沈黙しました。
道はめちゃくちゃクネクネしてるし、対向車のトヨタ86がありえんスピードで突っ込んでくるし、終始冷汗かいてました。
なので黒森峠の最高部に達したときは謎の達成感と征服感がありました。
このあと初めてすれ違い不可能な場所で対向車と遭遇するなど苦難はありましたが、無事に東温市に抜け、国道11号線に合流し、松山へ帰ることができました。
まとめ
瓶ヶ森はサクッと登ることができるので初心者にオススメしたい山の一つです。
面河渓はドライブスポットとして登山しない人でもおすすめです。土小屋からは瓶ヶ森も石鎚山も眺められるのでセットで行くと良いでしょう。
土小屋から見た瓶ヶ森
土小屋から見た石鎚山
装備・レイヤリング
フットウェア
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レイヤリング
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【カメラ】PENTAX K-70
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【三脚】Leofoto LS-284C
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