5月19日に愛媛県の石鎚山系の1つである伊予富士に行ってきました。
登山のブログを書きたかったのに予想以上にしばらく山に行けず、今年初登山がなんと5月になりました…
この日は曇のち雨で午前9時以降は風が強くなるという登山日和とは程遠い予報。
それなら早朝のうちにピークを踏んでやろうと午前1時に松山を出発しました。
国道194号線で新寒風山トンネルを経由して、高知県いの町側出口付近の交差点から山道に入って15分ほど運転すると寒風山登山口に到着します。山道はコンパクトカー同士がすれ違えるほどの場所が多くあったので運転に不慣れな私でも通れました。
総コースタイム 2時間33分
寒風山登山口 3:46 → 4:22 桑瀬峠 4:36 →5:52 伊予富士 6:10 → エスケープルート分岐点6:31 → 伊予富士登山口 6:41(下山) →(瓶ヶ森林道)→ 8:50 寒風山登山口
レンタカー代:5700円
ガソリン代:1400円
食事・行動食代:1500円
温泉入浴代:600円
計:9200円
寒風山登山口→桑瀬峠
午前4時20分に山行開始。めちゃくちゃ暗いし霧が深い…
ところどころで藪がカサカサいって思わず身構えながら進む。
40分弱で桑瀬峠。風がめちゃくちゃ強くて飛ばされないように注意しながらハードシェルを着用。
ハードシェルの安心感ハンパない!
電波が入ったので予報を確認してしばらく休憩し、再出発。
桑瀬峠→伊予富士
笹の中をただ一人進み続けます。
このとき MAN WITH A MISSION の Winding Road が脳内再生されて天気最悪にもかかわらずノリノリでした
少し明るくなってきた。視界は相変わらず不明瞭。でも幻想的な霧の稜線も悪くない…。
髑髏部隊(スカルズ)が出てきそうな雰囲気。
たまにある木が良い雰囲気を作ります。
アンダー気味に撮ると絶対良くなりそうと思い写真をパシャパシャ。
暗めにレタッチ…
少しずつ標高を上げてますが、風と雨が強くなってきました。
悪天候の稜線はスリリング。
ゴアテックスレインウェアがない時代は稜線で雨に降られることは即ち遭難を意味したらしいです。
伊予富士東側のコルまで来ました。急に平らになり霧がかかると不思議な場所に見えますね。
植物と泥の匂いがいい。ここから急登を上がるとすぐ伊予富士です。
霧の中でもSUNNTOがあると心なしか安心です。
伊予富士の申し訳程度の富士要素ってここだけでしょうか…
伊予富士の由来は本当に謎です。
共通点は展望が良いことくらいでしょうか、この日は展望ないですけど。
急登は楽しい。高鳴る鼓動、膨れる脚の筋肉…最高なのです。
そんな急登を楽しんだ後あっけなく山頂。
めちゃくちゃええ眺め(白目)
三脚も今となってはなんで持って行ったのかわからない…
三脚ポトレするしかなかった…
何だかんだで初伊予富士登頂記念写真を撮ったけど、このレインウェアとザックカバースタイルで雨中山行は屋久島ぶりかもしれない…
ベースレイヤーを買い揃えてレイヤリングをしっかりしたら案外雨でも不快なく登山できることがわかり変な感動を覚えました。
せっかく三脚を持って上がったのでPENTAX K-70のリアルレゾリューションを使ったけど特に必要ないですね。
予定ではこのまま通ってきた道を戻る予定でしたが、天候が悪いので安全を求めて写真に写ってる道をそのまま真っ直ぐ進んでエスケープルートを使うことにしました。
登山は諦めが大事なのだ。
しばらく進むと出てくるエスケープへの分岐の写真です。あからさまに分岐左側が標高を下げていっているのでエスケープルートとわかりやすいです。このまま東黒森に直進しても瓶ヶ森林道に合流します。
エスケープルートは途中登山道が崩落していました。しっかり掴まって乗り越えましたが、心配な人は東黒森に直進したほうがいいかも。
無事、伊予富士登山口に下山し、瓶ヶ森林道にエスケープ完了!ここまでくると無風。
下山
ここからレンタカーを停めた寒風山登山口駐車場までが9kmとそこそこ長い。
登山靴でアスファルト舗装を歩くとしんどいのです。
雨に濡れた フィールドカメラ PENTAX K-70を撮る!
2時間雨にさらしていたら液晶に水が入ってシミができていました…
撮影は問題なくできていましたが、これからはカメラバッグに入れよう(反省)
この1週間後にはシミも消えて元通りになっていて一安心。
途中トンネルをいくつか通ります。
車も通るので、ヘッドライトで照らして存在をアッピールしましょう!
車にすれ違うたびドライバーに「なんで雨の日にUFOライン歩いてんだ?」みたいな怪訝な顔されたけど、雨の日にUFOラインドライブに来るあなた方も十分変態だからね。
雨と新緑で爽やか。やっぱ雨の日の登山も悪くねぇ。
2時間くらい車道を歩いて駐車場に到着。
レインスパッツをテキトーに装着してたら逆に登山靴に水が入ってしまった。反省。
下山後の温泉と飯
国道194号線へ戻り、少し南下すると道の駅木の香があります。ここは温泉施設があるので最高!
雨で冷えた体を温める。ここの露天風呂はぬるいので内湯で済ましました。
そして下山後はやっぱごはん
いの町の名物らしい きじ肉 を使ったきじラーメンなるものがあったので食す。
きじ肉から染み出した脂があっさりしてて良かったです。
でもコテコテ好きには物足りないかも。
まとめ
久しぶりの登山は雨でしたが、楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。やっぱり自分は登山が好きなのだなぁ
ハードシェルをはじめとした雨の登山道具に助けられた登山でした。
装備・レイヤリング
フットウェア
【登山靴】LOWA TICAM Ⅱ GTX WXL
【レインスパッツ】ISUKA ウェザーテック ライトスパッツ ブラック
レイヤリング
【ドライレイヤー】finetrack スキンメッシュロングスリーブ・タイツ

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【ベースレイヤー】finetrack ドラウトタフジップネック メンズ ブルー
【ミッドシェル】mont-bell サイクライムジャケット Men's ブラック
【アウターシェル】finetrack エバーブレスアクロジャケット ファイアレッド
【パンツ】finetrack ストームゴージュアルパインパンツ

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【アウトドアウォッチ】SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR フォレスト
ザック
【メインザック】GREGORY PARAGON48 オメガブルー
【サコッシュ】karrimor Trek Carry Sacoshe レジオン
機材
【カメラ】PENTAX K-70
【レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR

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【三脚】Leofoto LS-284C
【雲台】Leofoto LH-30