静寂の森へ…初冬の南予アルプス ー鹿のコル・鬼ヶ城山・八面山・三本杭 ピストンー
大学の研究室の先輩方たちと鬼ヶ城山系へ行ってきました。
鹿のコルまでレンタカーで行って登山口では既に文明の利器で標高を稼いだあとなので楽々ゆるふわ登山です。アプローチは国道320号線から黒尊スーパー林道なので途中は車道が狭いですが、鹿のコルには10台くらい安心して停められますね。スーパー林道も舗装はしている上にコンパクトカーでは通行に困るほどではありませんでした。注意点としては路面に転がっている落石に気をつけるくらいですね。
行きは撮るのを忘れたのでこれは下山後に撮った写真となります。
鹿のコルから八面山方面を目指します。その奥にあるのが三本杭です。
これも帰りに撮った写真。
右へ行くと鬼ヶ城、左はその巻道。
前も鬼ヶ城山頂まで迷った記憶がありますが、今回もルートを見失い、ブッシュして復帰しました。早速ゆるふわ登山が消えてなくなりました。踏跡が少ないのでわかりにくいんですよね。YAMAPなどのGPSで確認しながら行くのをオススメします。鬼ヶ城山から先はゆるふわ登山なはずです。安心してください。
上を見上げるとすっかり木の葉が落ちて冬景色。
今回は新しく購入したDA★55mmF1.4の事実上の初陣でした。DA18-135mmF3.5-5.6と比べるとやはり解像感が違うかなと思ったりします。
少し遠回りして鬼ヶ城山に到着。展望はそこまでよくないですね。
新レンズを着けたK-70の様子。別にファーストインプレッションを書くつもりなので、ここでごちゃごちゃ書くのはやめておこう…
温かい日が差し込み、少し秋らしくもあります。
画角的に扱いが難しいレンズですが、こんな感じで光を見つけて気になる箇所を抜き取るという感じで使えばいいのかなと思ったり。
鬼ヶ城から標高を落とすとなだらかな稜線の樹林帯となります。
鬼ヶ城山から大久保山まではすぐ。山頂は樹木が少なく平たいので開放感があります。
大久保山からは愛南町への眺望が素晴らしい。
苔むした木の根に光が当たっています。こんなのを見るのが樹林帯山行の醍醐味ですね。
このコースは「これ何の木?」クイズ看板が沢山あったので山行中の話のタネにでも是非…
八面山頂上。周りにあるのは低木なのでいちおう周辺を眺めることは可能ではあります。
八面山からもまだまだなだらかな道が続きます。
紅葉のあと。
あちらこちらに倒木があり、苔むしたものも多かったですね。
倒木や切り株は苔や植物の新たな土台となっているみたいで、その自然界がサイクルしている様子には何か神秘性を感じずにはいられません。
熊のコルを過ぎるとタルミまで急登があります。
ガスってきましたね。頂上に行くとガスりがちですが、もう午後に差し掛かったので天気が変わるのも当たり前。山頂で晴れを見る可能性を上げるにはやっぱり午前中に登頂しないといけないですね。
タルミは軽い霧の中でした。これはこれで幻想的なので好きです。
ふと足元を見ると小さな庭があります。色がなくなっていく冬にはこういうものが鮮やかに見え、いっそう際立ちます。
三本杭に差し掛かる頃にはますますガスってきました。
本日の目的地である三本杭に到着。江戸時代幕藩体制のころの宇和島藩・伊予吉田藩・土佐藩の境目であったことから三本杭と言われているそうな。
三本杭もまた樹林が少なく開放的で気持ちのいい場所です。なはずです。もう少し風が収まっていたらね…
ガスに囲まれて風も強いのでとりあえず熊のコルまで降りて昼食を取ることにしました。
三本杭周辺は植物を食い荒らしてしまうシカの侵入を防ぐために柵の入り口が設置してありました。
この季節はウィンドストップグローブをつけることが多いのですが、K-70は小柄な筐体の割にグリップが深く、各種ボタンやダイヤルも操作しやすい作りなので登山に適したカメラだとつくづく思います。
サブ機のGRも軽量でかつ高画質なので登山向きではありますが、防塵防滴でないところが残念ではありますね。GRIIIの売れ行きが好調そうなのでGRIIIの防塵防滴ver.も作ったらそこそこ需要がありそうですが、GRIIIよりも少し大型になると、GRIIより小型化されたGRIIIに魅力を感じているユーザーが付いてくるかわからないというリスクはありますね。
雲と山に挟まれた微量な明るい光が見えます。
熊のコルに着いたので、定番昼ごはんのカレーメシをいただきます。
お湯を入れて放置して混ぜるだけなのでとても楽でおいしい。
また少し天気が好転して、向かいの尾根には日が当たる木が見えます。
相変わらず自分らの上は雲。
大久保山を巻き終わったあたりで見えた向かいの山には葉が落ちた多くの木の中に未だ紅葉した葉を残しているものもあってなかなか良い色彩です。
微妙な曇りの日に魅力的なのが、この雲から山に光が差し込む景色。
山肌が照らされ、しぶとくまだ紅葉している木がチラホラ見えます。
鬼ヶ城山の巻道では小さな沢があり、これよりも寒くなって凍結をすると滑りそうで危険だなと思いました。巻道は滑落箇所が多いところがリスク。八面山から大久保、鬼ヶ城山にかけては稜線を行った方が無難そうです。
親切にもこういうロープに沿って移動するロープの輪もありました。
滑落しそうな巻道が落ち着くと天気もまた回復してきて林の中に光が差し込み、少し温かい雰囲気に戻りました。下山すると天気が好転するのはあるあるですね笑。
無事に下山し、「コンパス〜山と自然ネットワーク〜」に下山届を送信して山行は完了!
このあとも安全運転で無事松山まで帰還できました。レンタカーで登山に行くと最後まで気が抜けないですね。その点、六甲山が活動拠点だった中学・高校生の頃は楽でした。六甲山系ぐるっと一周に鉄道網がありますからね。車の運転はそこそこ好きなので何とかなってる感があります。
今回の山行でK-70で撮ったものは全てカスタムイメージ「フラット」で撮影してJPEG撮って出しになりました。「フラット」は後で見返しても飽きない色になっていてなかなか良いです。カメラ内現像してもいいかなと思いましたが、DA★55mmF1.4の描写力とカスタムイメージに十分満足してしまって面倒くさくなってやめました。
GPSログはYAMAPの方に貼り付けておきます。
晩秋の石鎚山へ
10月28日に母を連れて石鎚山に行ってきました。
レンタカーで土小屋まで行き、山行開始です。
なんだかんだでここ4年で5回以上は石鎚山に行き、運転も相当回数したので私の運転です。
今回からGRIIを伴っての山行です。マクロモードで苔や植物に接写できるので山向きのカメラにもなるかもしれません。防塵防滴じゃないのだけは注意しなくてはいけませんけどね。
以下は道中に登山道の脇に見つけた秋のかけらです。
私は手ブレ防止でF2.8開放で撮りましたが、よくよく考えるとシャッタースピード優先で1/100に設定してスナップするといいかもしれませんね。GRIIのデフォルト設定だと1/40が手ブレ限界みたいですが、私の撮り方だと1/40ではブレブレです。手振れ補正機構が付いたGRIIIが欲しくなってきた…
幸いにも晴れてくれたので快適な山行になりました。
二の鎖小屋前の鳥居まで来ました。鳥居に太陽の光が差し込んで神々しい。
終盤は階段の連続です。母はだいぶこれに堪えていました。
最後の木製の階段が始まればもうすぐゴールの弥山です。
頂上社にて4年分のお礼をしました。4年間ほんとうに石鎚山系にはお世話になった気がします。学業でつらい時期もありましたが、何度石鎚山系でリフレッシュできたことか…しばらくは来れないような気がしますが、5年後、10年後にまた訪れたい場所です。
今回は初めて頂上山荘の食堂でお昼を頂きました。石鎚チキンカレー(¥830)を注文。
頂上の天狗岳へは母が怖がっていたので行きませんでした。個々で登山の楽しみ方は違うので致し方なし。
弥山からの眺望で素晴らしいのは、二ノ森・堂ヶ森方面へ連なる稜線です。ニノ森から来る登山道の他に面河渓から来る登山道もあります。どちらにも愛媛大学山岳会の山小屋があり、泊まり登山には最高のルートです。
霞む山々と雲を見ながら下山開始です。
ニノ鎖小屋をさらに少し下ったところで見つけた場所です。樹林帯の地味だけど美しい風景に紅葉のアクセントがついていて最高でした。
帰りは逆光の紅葉を撮ってみたり
GRIIのマクロモードで近づいてみたり
K-70で望遠を生かして少し遠くの紅葉した木々を撮ってみたりしました。
こういう何気ないものの質感がしっかりと伝わる写真を撮れるようになりたいですね。
天気がよかった石鎚山ですが、午後からだいぶ曇ってきました。やはり登山は午前に限ります。
土小屋近くまで来ました。歩道に差し込む光が美しい。この季節になると午後4時はもう夕方ですね。
下山後にトランクにザックとカメラを置いて整理してると、光が当たっていい感じになっていたので思わず撮りました。
こういう感じで休日はザックとカメラをクルマに乗っけて自然を巡って癒される人生を送りたいものです。
今回はヤマップを使ってみました。
ルートなど詳細な山行記録はヤマップの方でご覧ください。
八合目の山小屋でゆっくり日の出を見る富士登山に行ってきた
登山が趣味と言ったら必ずと言ってもいいほど「富士山には登ったことある?」と聞かれますが、登山趣味を始めてから10年経っても1回も登ったことがありませんでした。「富士山は登る山じゃなくて観る山」と勝手に思っていましたが、今回登ってみて考えを改めさせられました。
今回は中国・四国地方他大学のワンダーフォーゲル部の人に誘ってもらって行くことができました。本当に感謝です…
吉田ルートで八合目を目指す
富士山駅からスバルラインのバスに乗って五合目に到着しました。大型バスが何十台も入るほどの観光地で、おみやげ屋さんや売店でも初手は英語で尋ねてくるほどの国際色豊かな場所でした。
天気予報では怪しかったのですが、五合目からも山頂が見えるほどの快晴です。
冨士山小御嶽神社に安全登山の祈願をしたり、あんまんを食べたりして1時間標高に体を慣らして山行開始です。
今回行ったメンツは皆体力のある歴戦のワンゲラーなので安心です。高山病だけが心配ですね。
六合目で協力金を支払うと急登が始まります。
山小屋や登山道を強化するための壁のおかげでちょっとした要塞に見えて登っていてワクワクしました。
鳥居が各所にあるので次の目標はあそこかと簡単に分かります。
富士山1泊2日なのにcougar75-95です…
やはり富士登山に来る人は荷物が少なかったので私もGregory Paragon48くらいに抑えておけばよかったかなと…
3000m近くになると雲を真横から観れるので撮ってて楽しい。
本八合目 富士山ホテルで1泊して日の出を見る
富士山ホテルに泊まります。ホテルと言いながらただの山小屋なので期待は禁物です。
八合目はもう標高が3400mもあります。パーティの数人は軽い高山病で少し辛そうです。
16:00から順次到着した人から食事することができます。まだ宿所は一杯ではないのを見ると今から食堂が混むのは確実なので先に食べることにしました。
夕飯は富士山の山小屋では多いらしいカレーです。容器がプラなので味気なく見えますがふつうに美味しいカレーでした。私は幸い高山病には全くならなかったので美味しくいただきました。
小屋から見える景色は絶景です。夕焼けの西の空と雲の下の街並みが見えたり、雷雲も同時に見えます。
雷雲の隣では天の川も見えたりとなかなかカオスでした笑笑
0時くらいまでゆっくり食堂で過ごした後、寝床で仮眠をとりました。
富士山の山小屋は酷いというレビューをよく見ますが、たしかに寝床の面積に比べて宿泊人数が多すぎる気はします。息苦しさは感じました。しかし、トイレの綺麗さなど他は他の山域の小屋と変わらないかと思います。パーティーにいた先輩が七合目の東洋館に泊まった時は各人コンセントありなど設備が良かったらしいのでホスピタリティを求めるなら七合目の小屋に泊まるべきなのかもしれません。
しかし、本当のホスピタリティ求めるなら北アルプスの燕山荘や槍ヶ岳山荘をオススメします。富士山よりよほど登りやすいし、同じように景色も綺麗です。書いてるうちに燕山荘にまた泊まりたくなってきました笑笑
八合目で日の出を見る
5時8分頃、日の出です。
Leofoto LS-284Cを持ってきた甲斐がありました。
山小屋までのベンチで朝ごはんを食べました。このような景色を見ながらの食事は格別です。
混雑を避けて富士山頂上を目指す
頂上に向けて再び歩き出します。
ふと振り返ると雲と山々ははるか下。
高層にある雲から光が降り注ぎ山中湖と山々を照らす。
幻想的な景色でした。
さすがに少し酸素の薄さが感じられるのでゆっくり呼吸しながら足を進めると淺間大社 奧宮 久須志神社に到着。
ここからお鉢巡りのスタートです。
富士山頂上は草木も生えない地獄のような場所です。高山病でキツそうな登山客をたくさん見ました。九合目では寝てしまってる登山者も見たので富士山は周りの人が不安になる山でした。
富士山頂上3776mに到着です。私は普段からピークを踏むことにあまり感動を覚えず、槍ヶ岳山荘前のベンチでビールを飲むことに感動を覚える人なのですが、富士山のピークもそこまで感動はしませんでした笑笑。しかし、記念写真を撮る人達が楽しげで自分も楽しい気持ちになれました。
下から見る富士山は優美ですが、頂上から下った時に見た富士山頂上はゴツゴツしててなんだかおっかねえ…
御殿場ルートの大砂走りで一気に下山する
富士山本宮浅間大社 奥宮から富士宮ルート、御殿場ルートへ下山できます。今回は御殿場ルートで下山します。
太平洋と雲の下に伊豆半島が見えます。下は天気が悪そうです。
案の定、大砂走りは霧の中でした。大砂走りはふかふかなので走っても膝に悪くない気がするので爆走下山したら標高差1000mを20分で下っていました。
無事御殿場口に下山です。大砂走りは途中で終わって硬い地面が復活したので大砂走りのペースになっていた我々は地獄を知りました。
御殿場口のバス用駐車場には砂だらけになった登山用品を洗い流す水場が用意されていました。
初の富士登山でしたが、最後の夏休みに大学生らしくワイワイ登山できてとても良い思い出になりました。みんな社会人になれば予定が合わず、一緒に登山はなかなかできなくなりそうですが、私も長期休みを頂いたら出来るだけ行きたいなと思っています。社会人になってからコミュニティを見つけるのは大変そうなので学生時代のコミュニティを大事にしたいと思います。パーティーのみなさんお疲れ様、そしてありがとうございました。
富士山から見る景色はやはり格別でした。下から見るのもよし、上から見るのもよしです。また機会があれば行きたい山です。
今回の登山口に向かう時にチラッと見たブログとnoteです。とても参考になりました。
芦屋川から六甲山を越えて山歩きして花火を見た
引退したワンゲル部の企画に久しぶりに飛び入り参加してきました。地元が兵庫県の連中が集まるみたい。登山と花火を1日で楽しんじゃう? そんな企画だそうで…
ロックガーデンから六甲山最高峰、そして宝塚へ
芦屋川駅で集合し、しばらく住宅街を歩きます。
はじまりはロックガーデン滝乃茶屋。私はあまり夏に六甲山系を登らないので鮮やかな緑に囲まれた茶屋は珍しく見えてしまいます。
芦屋川駅の南側にローソンがあるのでだいたいみなさんそちらで昼食や行動食、飲み物を買われるようですが、茶屋にもお菓子など売ってるようです。一度は入ってみたいですが、いつも先を急いで入る機会がない…
六甲山最高峰へのメインルートとあって登山者が多いですね。
高座の滝を出ます。ここから序盤のロックガーデンは急速に標高を上げるので一度休憩すると良いと思います。
早速ロックガーデンの洗礼が始まります。心臓と肺が慣れる前の急登は結構疲れます。
予報では雨は降らないみたいですが、なかなか怪しい雲行き。
風吹岩に到着すると猫が6匹くらいいました。そういえば前の冬に登った時も何匹かいましたね。
気持ちよさそうに寝てらっしゃいました。ぐーたら感に大学生としてはシンパシーを感じてしまいますね。
人馴れしすぎて近くでカメラを向けても悠々と過ごしていました。
元気のない哀愁あるアジサイが咲いていました。
雨ヶ峠付近から渡渉点が増えます。
前日に雨が降ったので少し水量は多めですね。
たまに道の脇に花を見ながら、最後の急登である七曲りにさしかかります。意外と涼しかったので思ったよりキツくなかったですね。
六甲最高峰に到着。お昼にします。
なんとか晴れて良かったです。山頂では暑いくらいでした。
六甲山最高峰を降りてすぐの車道脇にミツバチがいました。DA18-135mmF3.5-5.6はこういう時にセミマクロ的な使い方ができるのでいいですね。
このあと宝塚までは単調な道が続きます。
塩尾寺を過ぎて宝塚の住宅街に入りました。
宝塚から伊丹に移動します。
今回の山行はほとんどJPEG撮って出しになりました。PENTAXの緑が綺麗でどうしても自分のRAW現像が勝てないんですよね…
いたみ花火大会
久しぶりの花火大会で、しかも一眼レフでの撮影は初めてです。K-70をLeofoto LS-284Cに備え付けて、レリーズを挿しこんでバルブ撮影に備えます。
雨が小降りでしたが、なんとか開催されました。
疲れてたのかOM-D E-M10 MarkⅡのピントが合ってませんでした笑笑 でもK-70の設定はミスはなかったので1年経ってこのカメラに完全に慣れたのだなぁと思ってしまいました。
序盤はミスしましたが、徐々に修正して5射目くらいで様になる画になりました。
花火打ち上げ場所のすぐ前に橋がかかっていてピントをそれに合わせれたので初心者に優しい場所でした。
風が強かったので花火玉が流れてましたが、写真を撮る側からすると幻想的な画になるので歓迎です笑
私は線が細くなるようにピントカリカリにしましたが、もう少しボヤかしたものを何枚か撮っても良かったかな。
レリーズを操作するだけなので片手間でできます。なので花火から合流した先輩や後輩たちと喋りながら食べながら見ていました。肝心な場面で焼きそば食べてて撮影チャンスを逃したりしましたが笑
寒色から暖色まで色々な花火が合わさったこの1枚がお気に入りです。
まさに花をかたどった花火でしょうか。意外と気付いている人は少なかったです笑
ラストに近づいて派手になってきました。
クライマックスです。何度も大きいものが打ち上がるのでどこでシャッターを切るのか迷いました。なんか弾薬庫が爆発したみたいになってますね。
帰り際に撮った露店です。花火の最中は列でいっぱいで帰り際にようやく様になる人の量になっていました。
花火の写真はND4フィルターを装着して撮りました。
花火は結構明るいのでフィルターなしだとF値を上げる必要があるので、回折現象とか気にする人は買うといいかもしれません。そこまで高いものでもないので持っている便利ズームに合わせた口径のものがいいでしょう。
Kenko NDフィルター PRO ND4 62mm 光量調節用 362617
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やはり4回生の引退した身なので後輩、特にあまり馴染みのない1回生には気を遣わせた部分もあったかもしれませんね。寄せていただき感謝です。おじさんはワンゲルのわちゃわちゃした山行を久々にできて楽しく過ごせました。先輩や後輩とも世代を超えて花火を見れてこうやってワンゲルの雰囲気が次世代に継承されたら良いなと願ってます。
機材
【カメラ】PENTAX K-70
【レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
【レンズ】smc PENTAX-DA 60-250mmF4 ED[IF] SDM
PENTAX デジタル一眼レフ K-70 DA18-135mmWRレンズキット 【ブラック】 K-70 18-135WR KIT BLACK 16258
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PENTAX 望遠ズームレンズ DA★60-250mmF4ED APS-Cサイズ 21750
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【カメラ】OLYMPUS OM-D E-M10 MarkⅡ
【レンズ】LUMIX G 25mm F1.7 ASPH
OLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M10 MarkIII ボディー シルバー
- 出版社/メーカー: オリンパス
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パナソニック 単焦点レンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス G 25mm/ F1.7 ASPH. ブラック H-H025-K
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【三脚】Leofoto LS-284C
【雲台】Leofoto LH-30
【フィルター】Kenko NDフィルター PRO ND4 62mm 光量調節用
Kenko NDフィルター PRO ND4 62mm 光量調節用 362617
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瓶ヶ森で朝日を拝み、面河渓で暑すぎる五月を涼む
こんにちは、flumingoです。
5月の最後はとても暑かったですね。
5月25日にホスピタリティを求めて瓶ヶ森で日の出拝み朝活をし、清流が生まれる場所面河渓で涼んできました。
瓶ヶ森
午前7時に開門する石鎚スカイライン経由だと日の出に間に合わないので国道194号線の寒風山トンネルを経由して瓶ヶ森林道(通称UFOライン)を通って瓶ヶ森林道駐車場へ至る。
※瓶ヶ森林道は落石が多く車道に大きな石が落ちていたり、崩れて車道が欠けている(目印として反射板付きのカラーコーンがある)ことがあるので特に夜間は注意して運転する必要があります。
山行
狂気のUFOライン深夜ドライブを終えて、合計2時間半くらい運転したので軽く30分ほど仮眠を取ってから出発。
駐車場からも裸眼で星がたくさん見えます。
登山口にはカメラと三脚を持った方が1人先に出発していかれました。
分岐手前でその方に挨拶して追い越しました。
しばらく歩いて分岐を過ぎたあたりで後ろを見ると写真では真っ暗で闇の中に見える…
実際は月明かりで少し明るかった。
広い場所で三脚でも立てて撮ったら良かったかもね。
あっという間30分ほどで瓶ヶ森山頂に到着。
我ながら速いペース。ザックの耐荷重18kgギリギリの重さだけど、GREGORY PARAGON48の背面システムが快適すぎて重さを感じません。
まもなく後ろから先ほどのカメラの人が追いついてこられました。
こちらがすでに三脚を立てて撮影していてヘッドライトが影響すると思われたからでしょうか、
「すみません」
と声をかけられる。
「全然いいですよ」
と返しました。
去年あたりでしたか、北アルプス涸沢で夜景を撮っていたカメラマンが「邪魔だからヘッドライトを消せ」と怒鳴った事案があったと聞きました。これは良くないですね。マナー違反です。
少し大事な脱線をしましたが続きます。
この日は星が綺麗でした。
南西の空、天の川の方向に明るい月があるせいで天の川は見にくいけど、これはこれで良い。
北側は今治と西条の夜景と瀬戸内海が見えます。
東の空はすでに明るくなりつつあります。
風が少しあり流石に寒いので、ダウンジャケットとハードシェルを羽織り、そして、夜の山で同じ風のある稜線に留まり続けて動かないのは危険ということを思い知らされます。
だいぶ明るくなってきて朝のマジックアワーを迎えます。
霞がかってるけど、そのおかげで空の階調がとても綺麗。
こんなに景色が良いのにこの日は私含めて二人だけ。
この点において四国は最高です。
もう一人の方はNikon D610ユーザーのようです。
少し雑談しながら撮影しました。
4時50分頃、日の出を迎える。
山の上なので下界より少し早い。
ピカーン!祠が光を放つ!光芒!!!
清々しい朝です。
すっかり明るくなり三脚が要らなくなったので、三脚は被写体になります。
三脚ポトレの開始
美しい…美脚すぎ…
ようやく山での撮影システムが揃いつつあります。
GREGORYとLeofotoの共演。
軽くて強いカーボン三脚は登山の味方。
四国山地が連なり、太陽とグラデーション。
生命を感じますね。
西側には微妙に先っちょだけモルゲンロードになった石鎚山がみえました。
明るくなってきたので下山を開始。
この笹野が広がる稜線と連なる山々がTHE 四国の山って感じ。
素晴らしい。
花の季節5月ということで樹木には可愛いのがついてました。
オオカメノキの花です。小さい花が密集して1つの花になるやつ!!!
瓶ヶ森(女山)に続く二番目のピークである男山を通過。蔵王権現を祀る祠がある。
男山を過ぎるとすぐ真下に駐車場が見えます。見てもわかる通りそこそこ大きい駐車場です。
奥には手箱山や筒上山が見えます。
下山。
頂上で一緒だったD610オーナーの方にコーヒーを頂き、しばらくカメラ談義をしていました。
弱小マウントPENTAX Kマウントユーザーである私からすればNikon Fマウントみたいな強いマウントだったら悩みはなさそうに思えるのですが何かしら大なり小なり悩みがあるご様子でした。
D610の方とお別れして、そのあと車でしばらく休憩していましたが、虫が多すぎるので土小屋に行くことにしました。
土小屋で石鎚山に登るか、昼寝をした後もう一回瓶ヶ森に戻って夕方のマジックアワーを見るか、ゆる~く面河渓で休憩するか悩みましたが、一番楽な面河渓に行くことにしました。
面河渓
石鎚スカイラインを下って面河渓におりてきました。
面河渓の透明感凄すぎでしょ。
さすがは清流 仁淀川の上流部!
見るだけで涼しい。
お昼ご飯
豊かな自然に全く映えないポカリスエットとコンビニパンをいただく。
渓泉亭・面河茶屋に入っても良かった気がするが、、、
断崖絶壁の下に渓流。
圧倒的ロケーション!!!
SUUNTOのブツ撮り。
防水だから全然これくらいオッケーだよ。
すっかり涼んだ後は少し知的好奇心を満たしたくなって面河山岳博物館に初めて入館。
この辺りは大昔、大きな火山で、マグマだまりが空洞になり、それらが押しつぶされ沈んだ結果、取り残された火山の縁が今日の石鎚山や二の森になったらしい。
博物館を出て駐車場横の階段を降りると岩水と緑のコントラストが良い場所に行ける。
PENTAXお得意の緑の描写が光る
影の感じがたまらんですね。
帰路
いつもは一度久万高原町中心地まで行き三坂道路経由で帰るのが定番で一番楽なのですが、この日は何をトチ狂ったのか、国道494号線 黒森峠を抜けることにしました。
途中までは面河支所など役所がある中心地に伸びる道なので立派な道路でしたが、途中から完全な酷道と化しました。
午前0時から歌いながらずっと運転してた私ですが、この時ばかりは沈黙しました。
道はめちゃくちゃクネクネしてるし、対向車のトヨタ86がありえんスピードで突っ込んでくるし、終始冷汗かいてました。
なので黒森峠の最高部に達したときは謎の達成感と征服感がありました。
このあと初めてすれ違い不可能な場所で対向車と遭遇するなど苦難はありましたが、無事に東温市に抜け、国道11号線に合流し、松山へ帰ることができました。
まとめ
瓶ヶ森はサクッと登ることができるので初心者にオススメしたい山の一つです。
面河渓はドライブスポットとして登山しない人でもおすすめです。土小屋からは瓶ヶ森も石鎚山も眺められるのでセットで行くと良いでしょう。
土小屋から見た瓶ヶ森
土小屋から見た石鎚山
装備・レイヤリング
フットウェア
【登山靴】LOWA TICAM Ⅱ GTX WXL
レイヤリング
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【メインザック】GREGORY PARAGON48 オメガブルー
【サコッシュ】karrimor Trek Carry Sacoshe レジオン
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【カメラ】PENTAX K-70
【レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
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【三脚】Leofoto LS-284C
【雲台】Leofoto LH-30
雨と霧の伊予富士を行く
5月19日に愛媛県の石鎚山系の1つである伊予富士に行ってきました。
登山のブログを書きたかったのに予想以上にしばらく山に行けず、今年初登山がなんと5月になりました…
この日は曇のち雨で午前9時以降は風が強くなるという登山日和とは程遠い予報。
それなら早朝のうちにピークを踏んでやろうと午前1時に松山を出発しました。
国道194号線で新寒風山トンネルを経由して、高知県いの町側出口付近の交差点から山道に入って15分ほど運転すると寒風山登山口に到着します。山道はコンパクトカー同士がすれ違えるほどの場所が多くあったので運転に不慣れな私でも通れました。
総コースタイム 2時間33分
寒風山登山口 3:46 → 4:22 桑瀬峠 4:36 →5:52 伊予富士 6:10 → エスケープルート分岐点6:31 → 伊予富士登山口 6:41(下山) →(瓶ヶ森林道)→ 8:50 寒風山登山口
レンタカー代:5700円
ガソリン代:1400円
食事・行動食代:1500円
温泉入浴代:600円
計:9200円
寒風山登山口→桑瀬峠
午前4時20分に山行開始。めちゃくちゃ暗いし霧が深い…
ところどころで藪がカサカサいって思わず身構えながら進む。
40分弱で桑瀬峠。風がめちゃくちゃ強くて飛ばされないように注意しながらハードシェルを着用。
ハードシェルの安心感ハンパない!
電波が入ったので予報を確認してしばらく休憩し、再出発。
桑瀬峠→伊予富士
笹の中をただ一人進み続けます。
このとき MAN WITH A MISSION の Winding Road が脳内再生されて天気最悪にもかかわらずノリノリでした
少し明るくなってきた。視界は相変わらず不明瞭。でも幻想的な霧の稜線も悪くない…。
髑髏部隊(スカルズ)が出てきそうな雰囲気。
たまにある木が良い雰囲気を作ります。
アンダー気味に撮ると絶対良くなりそうと思い写真をパシャパシャ。
暗めにレタッチ…
少しずつ標高を上げてますが、風と雨が強くなってきました。
悪天候の稜線はスリリング。
ゴアテックスレインウェアがない時代は稜線で雨に降られることは即ち遭難を意味したらしいです。
伊予富士東側のコルまで来ました。急に平らになり霧がかかると不思議な場所に見えますね。
植物と泥の匂いがいい。ここから急登を上がるとすぐ伊予富士です。
霧の中でもSUNNTOがあると心なしか安心です。
伊予富士の申し訳程度の富士要素ってここだけでしょうか…
伊予富士の由来は本当に謎です。
共通点は展望が良いことくらいでしょうか、この日は展望ないですけど。
急登は楽しい。高鳴る鼓動、膨れる脚の筋肉…最高なのです。
そんな急登を楽しんだ後あっけなく山頂。
めちゃくちゃええ眺め(白目)
三脚も今となってはなんで持って行ったのかわからない…
三脚ポトレするしかなかった…
何だかんだで初伊予富士登頂記念写真を撮ったけど、このレインウェアとザックカバースタイルで雨中山行は屋久島ぶりかもしれない…
ベースレイヤーを買い揃えてレイヤリングをしっかりしたら案外雨でも不快なく登山できることがわかり変な感動を覚えました。
せっかく三脚を持って上がったのでPENTAX K-70のリアルレゾリューションを使ったけど特に必要ないですね。
予定ではこのまま通ってきた道を戻る予定でしたが、天候が悪いので安全を求めて写真に写ってる道をそのまま真っ直ぐ進んでエスケープルートを使うことにしました。
登山は諦めが大事なのだ。
しばらく進むと出てくるエスケープへの分岐の写真です。あからさまに分岐左側が標高を下げていっているのでエスケープルートとわかりやすいです。このまま東黒森に直進しても瓶ヶ森林道に合流します。
エスケープルートは途中登山道が崩落していました。しっかり掴まって乗り越えましたが、心配な人は東黒森に直進したほうがいいかも。
無事、伊予富士登山口に下山し、瓶ヶ森林道にエスケープ完了!ここまでくると無風。
下山
ここからレンタカーを停めた寒風山登山口駐車場までが9kmとそこそこ長い。
登山靴でアスファルト舗装を歩くとしんどいのです。
雨に濡れた フィールドカメラ PENTAX K-70を撮る!
2時間雨にさらしていたら液晶に水が入ってシミができていました…
撮影は問題なくできていましたが、これからはカメラバッグに入れよう(反省)
この1週間後にはシミも消えて元通りになっていて一安心。
途中トンネルをいくつか通ります。
車も通るので、ヘッドライトで照らして存在をアッピールしましょう!
車にすれ違うたびドライバーに「なんで雨の日にUFOライン歩いてんだ?」みたいな怪訝な顔されたけど、雨の日にUFOラインドライブに来るあなた方も十分変態だからね。
雨と新緑で爽やか。やっぱ雨の日の登山も悪くねぇ。
2時間くらい車道を歩いて駐車場に到着。
レインスパッツをテキトーに装着してたら逆に登山靴に水が入ってしまった。反省。
下山後の温泉と飯
国道194号線へ戻り、少し南下すると道の駅木の香があります。ここは温泉施設があるので最高!
雨で冷えた体を温める。ここの露天風呂はぬるいので内湯で済ましました。
そして下山後はやっぱごはん
いの町の名物らしい きじ肉 を使ったきじラーメンなるものがあったので食す。
きじ肉から染み出した脂があっさりしてて良かったです。
でもコテコテ好きには物足りないかも。
まとめ
久しぶりの登山は雨でしたが、楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。やっぱり自分は登山が好きなのだなぁ
ハードシェルをはじめとした雨の登山道具に助けられた登山でした。
装備・レイヤリング
フットウェア
【登山靴】LOWA TICAM Ⅱ GTX WXL
【レインスパッツ】ISUKA ウェザーテック ライトスパッツ ブラック
レイヤリング
【ドライレイヤー】finetrack スキンメッシュロングスリーブ・タイツ
ファイントラック(finetrack) スキンメッシュロングスリーブ男性用 FUM0411 ブラック M
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ファイントラック(finetrack) スキンメッシュタイツ男性用 FUM0413 ブラック L
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【ベースレイヤー】finetrack ドラウトタフジップネック メンズ ブルー
【ミッドシェル】mont-bell サイクライムジャケット Men's ブラック
【アウターシェル】finetrack エバーブレスアクロジャケット ファイアレッド
【パンツ】finetrack ストームゴージュアルパインパンツ
ファイントラック(finetrack) ストームゴージュアルパインパンツ GM FBM0501 メンズ L
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【レインウェア】THE NORTH FACE RAINTEX Flight ブルー
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) RAINTEX Flight NP11625 センチネルレッド(CN) M
- 出版社/メーカー: ゴールドウイン
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【アウトドアウォッチ】SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR フォレスト
ザック
【メインザック】GREGORY PARAGON48 オメガブルー
【サコッシュ】karrimor Trek Carry Sacoshe レジオン
機材
【カメラ】PENTAX K-70
【レンズ】smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
PENTAX デジタル一眼レフ K-70 DA18-135mmWRレンズキット 【ブラック】 K-70 18-135WR KIT BLACK 16258
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- 発売日: 2016/07/22
- メディア: エレクトロニクス
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【三脚】Leofoto LS-284C
【雲台】Leofoto LH-30
有馬温泉への正しい行き方講座
兵庫に住んでいるときは知らなかったのですが、有馬温泉って結構知名度高いのですね。私の大学ではカップルはほぼみんな有馬温泉へ旅行に行ってるのではないかと思うくらいです。神戸に近くて交通の便もいいので人気なのでしょうか。
そんな有馬温泉への独断と偏見に基づく正しい行き方を、山ヲタクおじさんである私がお教えしよう!
登山口へのアプローチ
2018年12月30日に行ってきました。
この駅は特急は止まらないので阪急三宮で普通電車に乗り換えました。
兵庫県宝塚市出身のイラストレーター中村佑介さんデザインのラッピング電車に偶然乗車。車両ごとに様々な角度から見た神戸のイメージを車体に写し出しています。阪急はやはりセンス良いね。
芦屋川駅で下車。改札口南側にローソンがあるので登山前の補給はここが良いでしょう。
しばらく住宅地を歩きます。
阪急沿線のブランドイメージである山手の高級住宅街を登山者がぞろぞろ歩いて行く。パーティーで行くときは声のトーンを落として歩きます。
ロックガーデン
ロックガーデン入り口には高座の滝があり、登山者のテンションを上げてくれます。この先は少し急登があるのでここで休憩してレイヤリングを整えてから登っても良いかも。
ロックガーデンというだけあって岩だらけ。低山らしからぬ風景を楽しめるのでこのコースの人気の所以です。
樹木が少ないので景色も良いです。海が近い。
しばらく歩くとロックガーデンの中心部 風吹岩に到着。
名前通り風がビュンビュン吹いています。ここも景色いいので休憩場所としてオススメ。
こんな寒いところに猫さんがいました。雪が降る摩耶山でも猫がいたけど君たちも物好きだね。
ロックガーデンを抜けるとゴルフ場の敷地内を通ります。ロックガーデンはイノシシが多いので二重のゲートがあります。
ゲートを過ぎてゴルフ場が見えなくなると、雨ヶ峠に到着。ここで東お多福山と六甲山への急登である七曲りの分岐であり、多くは七曲りを経て最短コースで六甲山へ向かいます。しかし東お多福山は景色が良いので是非行って欲しい。傾斜も緩やかで歩きやすいので心配なさらずに。
東お多福山
ゆるゆると登っていくと原っぱが広がっていて樹林帯では味わえない開放感がある。
ススキが完全再生したら一大展望スポットになるかもね。
雪と木漏れ日で爽やかな時間が流れる。
東お多福山山頂では大阪方面の展望が広がる。
あべのハルカスがめちゃくちゃ目立ちますね。
六甲山
東お多福山から土樋割峠へ降りると、少し南へ下って七曲りへ進路を修正します。
七曲りの急登では一人ではしゃぎすぎてハイペースで登って写真を撮るのを完全に忘れてました。急登はめちゃくちゃキツくて楽しいです。カップルで行ったら達成感と一体感が生まれること間違いなし!(?)
一軒茶屋を過ぎて道路を横断するとラストスパートです。電波塔の整備路を上がると山頂です。いつも風が強いので冬は特にここでお昼ご飯はオススメしません。近くの東屋か一軒茶屋周辺がオススメです。私はアホなので何としても山頂で飯が食べたくてここで湯を沸かしてカレーメシとモッチッチを食べましたが、湯ができるまで地獄でした。冬はジェットボイルか山専ボトルが要りますね。冬山の課題が見つかりました。
マウンテンバイクで登山も楽しそうですね。
山頂付近の裏六甲側は樹氷が付いていました。奥には瀬戸内海が広がっていてナイスネイチャーです。
六甲山からの下山ルートである魚屋道はかつて神戸港から有馬温泉への物資の通り道でした。なので比較的緩やかに降るので下山にぴったりです。裏六甲はここ最近毎年のように冬に歩いていますが、いつも登山道が凍っています。
私も途中で諦めて軽アイゼンを新調したLOWA TICAM Ⅱ GT WXLに装着しました。裏六甲の冬ではアイゼンは必須です。
さっきのマウンテンバイクの跡でしょうか。登山道の淵ギリギリを通っていました。
途中の登山道崩落箇所では迂回路が設定されていました。ここは傾斜がきついので特にアイゼンが必要な箇所でした。アイゼン装着済みの私は楽々迂回できましたが、アイゼンをつけてなかった登山者の方達は滑りまくりで途中で流石にアイゼンを装着されていました。
ここからしばらく距離はありますが道が良いのですぐに有馬温泉へ下山できます。
有馬温泉
モンベル有馬店があるので下山した後にも関わらず相当な登山者が入店してました。私もその一人です。低山の雪道を降ったからついついモンベルのチェーンスパイクを見てしまいました。
この日は年末の日曜日とあって沢山の観光客がいて賑わっていました。結局何も買わず、温泉も入らずにずっと写真撮っていました。
賑わう街中
泉源
細い路地
有馬温泉と言ったらこの景色
有馬温泉に行くには神戸電鉄か阪急バスなので阪急電鉄系でパイを分け合っているのですね。
電車の方が気楽なので神戸電鉄で帰りました。有馬口駅では新開地方面から来た電車から降りた乗客が有馬温泉行きの電車にゾロゾロと乗り換えていました。
この後は神戸電鉄のいろんな駅でPENTAX K-70で撮り鉄しながらダラダラ帰りました。またそれについては気が向けば別に記事を書こうと思います。
今回のコースは春夏秋であれば少し道具を揃えて登山を始めたい人にはうってつけだと思うので是非行ってみて下さい。最後まで見ていただきありがとうございました。