電車に揺られて駅を降りて、
小さな漁船を横目に歩いて、
辿り着いたのは竹原港。
竹原から大長(おおちょう)へ向かいます。目的地は大崎下島の御手洗(みたらい)。
御手洗
総トン数12トンの小さな高速艇に揺られて、小さな港の小さな桟橋に降りました。
いい旅の予感を与えてくれる良い桟橋です。
大長は港とみかん畑に囲まれていい街です。
少し御手洗まで1.5kmほど歩きます。
御手洗に着くと、そこには味のある街並みが広がっていました。
北前船で栄えた江戸時代の街並みをしっかりと残しています。
大崎下島は橋で繋がっているので、大体の人はサクッと車で来るのですが、私ははるばる電車と高速艇を乗り継いで来たので、立派な街並みがまるでオアシスに見えます。ここに寄港した北前船の乗組員も同じような気持ちであったことでしょう。
郵便屋さんと街の人が親しく話すのも小さな街ならではの風景。
お昼は瀬戸内の海の幸と日本酒といきたかったところが、日本酒が残念ながらなかったので何故か1人で瓶ビール空けてしましました。このあとすっかり撮影ペースがすっかり落ちてしまいました笑
お邪魔した新豊というお店は1日1組限定の旅館もやっているそう。
歴史の見える丘公園に登って御手洗の街並みを上から眺めます。
江戸時代の防波堤と広がる瓦屋根の街並みはなかなかの眼福です。瀬戸内旅行の醍醐味って感じです。
山を降りてカフェで休憩。冷やしレモンぜんざいがなかなかの美味でした。
また、小さすぎて客室と操縦室が分けられてない小さな高速艇に乗って帰ります。
竹原
帰りの電車までどうせならということで竹原を散策。ここも小京都と言われるくらい綺麗な街並みが残っています。
いくつかの建物はホテルに改装されているみたいです。この日は満室でしたのでなかなか繁盛してそうです。
西方寺の普明閣に登ると街を一望できます。
駅に戻る途中で見つけた味のあるバイク。
帰りの車内で夕日を浴びました。
最近、写真欲が減衰していたのですが、完全に回復しました。もし心が荒んだら見に行って浄化されたい、そんな素晴らしい瀬戸内の景色を見ることができた1日でした。
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