函館、桜の訪れ
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北の地にようやく春が来ました。
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雪景色から桜景色の移り変わりを実際に見ると、感慨深さがあります。
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冬の頃とまるで違う街に見えます。なんだか気分も明るくなりますね。
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みんな桜に見惚れています。
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函館の桜といえば五稜郭公園。人の出も全然違います。日本人は桜が大好き…
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七分咲というところでしょうか。
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かれこれ桜を撮れてなかったので、撮り方がわからない。
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近づくと白色に近いのに、遠くから見るとしっかり淡い桃色に見えるのは不思議。
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家族、恋人、友達と、大事な人と訪れている人が多くて多幸感が溢れる季節を感じれました。
私は花見ということで、お酒を買って行ったのですが、こんなご時世なので公園で飲めるわけもなく…
今日一日とてもいい天気でした。桜というものは一瞬だけ満開を迎え、すぐ散ってしまうので、もう観れるだけで贅沢な花だなとつくづく思えてきました。散るのも美しいものなので、隙を見てこの季節を楽しんでいきたいと思います。
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渡島砂原
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鉄道で出かけるとレンタカーを使いたくなる。またその逆も然り。
せっかくJR北海道があるところに暮らしているのになかなか乗れない日々が続いていたので、意を決して乗ることとなりました。
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本当は朝早起きして砂原支線を乗ろうかと思っていましたが、無事に寝坊したので乗れず、とりあえず本線で森駅へ向かうこととしました。
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旅情をそそるキハ40が出迎えてくれます。
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財政芳しくない国鉄末期に作られた車両。国鉄の頑丈さ重視の設計にそぐわないエンジンの非力さで勾配ではエンジンを唸らせてノロノロと走ります。
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道南随一の景勝地、大沼公園にやってきましたが、シーズン外とあって人が見当たらず。
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良い景色を独り占めし、北海道の雄大な自然を満喫。
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普通列車はとにかく本数がないので、森まで特急北斗で向かいます。長期休みをもらったらこれに乗ってウポポイに行きたいものです。
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森では名物の「いかめし」を食す。
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イカに白米を入れるという単純明快な食べ物。当然、美味い。
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森から渡島砂原までは砂原支線があるのですが、何せ本数がないのでバスで行きます。
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バス停からしばらく歩くと、草原の中にポツンと砂埼灯台が見える。
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しばらく歩き続けると民家も見えなくなり、すっかり異世界の雰囲気に。
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岬というものは侵食されて切り立つものですが、この岬は砂が堆積されてできたもの。
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灯台の真横に砂浜が広がっているのは違和感を覚えます。
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広大な砂原にポツンと立つ灯台。美しい。
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周りを見渡しても何もない。だが、それが良い。
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背後には北海道駒ヶ岳が見えるのも良い。
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この周辺の雰囲気がどこかに似ているなと思ったら、雲仙と島原の関係ですね。
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帰りは渡島砂原から汽車で。溢れんばかりの多大な旅情に呑み込まれる。
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駅舎の待合室はかつて賑わっていた頃を思い起こさせてくれました。北海道新幹線札幌延伸で揺れる並行在来線。
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JR貨物が貨物線として維持するなら勾配の少ない砂原支線になりそうな感じですが、その時には旅客はバス転換され、この駅の役目の終焉が訪れそうです。
渡島砂原。灯台と駅舎が魅力的な地。しかし、この日は誰一人として観光客に出会いませんでした。この魅力はもっと広まってもいいと思うのですが…
恵山岬
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恵山の方へ。前に来たばかりでしたが、色々と抜けていたので再履修です。休日は思いつきで行動してしまうのでいつもこうなってしまう。
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漁港で新鮮な空気を吸い、心を休める。
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手掘りトンネル 日浦洞門へ。ここはバスで通ったら絶対楽しいところです。
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とんだ辺境に来てしまった気分になれるこの景色。
恵山岬の方へ来てみると、当初は曇りで、「これは失敗したっ!」と思いましたが、天気予報を再確認して少し待つと晴れると分かり安堵。それまではじっくり温泉に入り、昼ごはんを喰らって備えました。
案の定晴れまして、デザート感覚で灯台を眺む。
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ぐるりと舐めるように一周して堪能した跡、少し先にある水無海浜温泉へ。ここは混浴で、この季節なら人も少なくて気まずい思いをしなくて済むと思ったら、水着を忘れて入れず。
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虚無です…
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恵山岬の北にある南茅部町は、昆布と縄文文化の町。北海道・北東北の縄文遺跡群の一部に認められた大船遺跡と垣ノ島遺跡があります。この辺りは、氷河期が終わり、急激な温暖化と海面の上昇で海産資源が豊かになり、“ムラ”が沢山できたそうです。
函館市縄文文化センターには、北海道唯一の国宝「土偶」があり、「南茅部町の中空土偶」から「茅空(かっくう)」という愛称がつけられています。
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土偶は女性を表すイメージですが、この土偶は体格は女性的、顔は男性的と中性的になっています。
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恵山周辺は、3連休とあって家族連れやご夫婦、カップルと意外と人がいて安心しました。
みんな灯台へ行こう。灯台の良さが沢山の人に伝わりますように…
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振り返る、GRIII
PENTAX一眼レフも持っているけれど、たまにはGRだけで気軽に休日を過ごしたい時があります。ポケットに入ってしまうコンパクトさ、それでいても一眼レフに並の高画質さ。28mmという画角は難しくて撮った時にはパッとしないことがありますが、後から見返すと撮った時の気分が蘇ってきます。28mmがどうしても無理なときは35mmと50mmクロップにも流れるのでちゃんと逃げ道も用意してくれています。
今日は光がいいね、と思った日にはモノクロームはいかが。GRIIIはモノクロが4種類もあって、被写体に合わせたコントラストの強さとフィルターを選択できます。
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35mm crop
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35mm crop
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35mm crop
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曇天の日で写真欲が湧かないとかでもとりあえず撮っておきます、あとから見てみると良かったりするので。
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押し花のように楽しい日常を閉じ込められるカメラ、それがGRIII。
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down-memory-lane.hatenablog.com
HD FA 31mm F1.8 Limited
ずっと気になっていたHD FA 31mm F1.8 Limitedを手に入れました。正直、HD DA 35mm F2.8 Macro Limitedを持っているので、同じような画角のレンズは必要ないのですが、FA Limitedの高い質感は他に代わるものがないので仕方ないですね。
実際にK-3 MarkIIIにつけてみると、意外に大きいことがわかります。何せフルサイズ用レンズですからね。重量も結構あるので、カメラの重心が前に傾きます。と言っても、F1.8のレンズがここまでコンパクトに収まっていると思うと感慨深い。
しかし、この銀鏡筒の輝き…堪らないですね。持ってるだけで満足感に浸れます。
smcコーティングから新世代のHDコーティングに変えて逆光耐性が強くなったそうですが、実際に撮ってみてどうでしょう?
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フレア、ゴーストなどは抑えられていてとても20年以上前に設計されたレンズとは思えない写り。HDコーティングのおかげでしょうか。
First Impression Photos
まず手慣らしにバスに飛び乗って汐首岬の方へ。
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バス車内から見える景色が既に美しい。
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HD DA 35mm F2.8 Macro Limitedよりも若干画角が広いということで、PENTAX K-3 MarkIIIにはうってつけのスナップレンズ。
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解像感高めだけど、線が柔らかい描写。これがこのサイズで収まっていると思うと感動せざるを得ない。
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ボケも滑らか。
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カスタムイメージ「里び(SATOBI)」と合うレンズだと思う。
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このレンズの評価の高さを撮ってみて理解した。抜けが良く、かつ古いレンズながらの柔らかさも兼ね備えている。
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見たままの景色をイメージ通りに浮かび上がるのが上手いレンズ。
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コントラストもよく効きます。
さて函館市内に戻りました。
天気が良かったので光と影探しが楽しい。
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ハイキーな写真もそつなくこなします。
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色再現性も高い。
現行レンズにも負けない描写力、プロダクトとしての質感の高さからくる満足感。これは常用レンズになりそうな予感がしています。
勤倹力行
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あけましておめでとうございます。酒漬けの年末年始でした。
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初詣に行って、おみくじを引いたら凶。これでもかというほど悪いことしか書いてなかったですが、ドンと構えて1年を過ごそうと思います。
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雪が多くて寒いですね。
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瀬戸内でぬくぬくと育った身としては色々と難しい。
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再チャレンジでおみくじを引いたら末吉。書いてあることも一度目とあまり変わらなかったので、今年はそういう年なのかもしれません。
勉学だけは悪いことは書いてなかったので今年は勤めて勉めたいと思います。
紅白は東京事変の緑酒で慰められ、また、奮起もさせていただきました。この歌詞の思想に追従できるような社会人になっていきたいものです。
写真趣味だけはマイペースにゆるゆるとやっていこうと思います。それでは皆様、本年もよろしくお願いします。
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2021年の写真50枚を振り返る
もう1年終わりですか。
今年は仕事のオンオフがはっきりしていたので、コロナから逃げながら北から南まで放浪しました。
前半はオートハーフでフィルムにハマりましたが、後半になるにつれてコンスタントに休みが取れなくなり、フィルム活が困難になって、その鬱憤をPENTAXのカスタムイメージにぶつけていた記憶。
昨年よりは写真を撮る機会もブログを書く回数も大幅に減りましたが、その分、シャッターを1回1回丁寧に切れた気がします。
今年の写真をまとめてみましたが、圧倒的な風景写真を撮ることを諦めて、無理なくスナップ程度の写真が多くなったので選ぶのに苦労しました。その結果、50枚という半ばまとめとも言えない数が選出されましたが、是非ささっとスクロールしながらご覧ください。
Best Shot 2021
RICOH AUTO HALF SE2を買いました。
RICOH AUTO HALF SE2
RICOH AUTO HALF SE2
RICOH AUTO HALF SE2
iPhone11
角島灯台
神戸市 メリケンパーク
神戸市 南京町
京都市 八坂神社
京都市 二寧坂
New Gear 2021
PENTAX K-3 MarkIIIとHD DA 15mm F4 Limited
今年は清水の舞台を飛ぶ思いで、念願のPENTAX APS-Cフラッグシップ K-3 MarkIIIを手に入れました。フルサイズ並の値段で誰が買うんだという趣味の極みのようなカメラですが、最高峰のペンタプリズムを搭載したファインダーは休日を豊かにしてくれました。最後にはファームウェアアップデートで新カスタムイメージ「里び(SATOBI)」も登場し、フィルムで撮りたい欲をしっかりと満たしてくれました。
ミラーレスの時代になってしまったので、PENTAXの置かれている状況は厳しいですが、何とか生き永らえてほしい、PENTAXじゃないとシャッター切る意味もないような気がするので。
来年はどんな1年になるのでしょうか。不安8割と期待2割のような気持ちですが、全ては時間が解決するでしょう。人生は前進あるのみですが、挫けそうな時は今年1年見てきた風景を思い出しながら前に進もうと思います。そんな意識低い感じでこれからも写真趣味とともに色んなことを消化していきたいと思います。
今年も1年、こんな稚拙なブログを見てくれた方々ありがとうございました。年末年始は冷え込みそうなので皆様もどうかお大事にお過ごしください。
1年お疲れ様でした。来年もよろしくお願いします。皆さんにとって良き1年になりますように。