Off Snaps #17
この週末は宇品へ。
路面電車から眺める街並みが好きで一度は訪ねてみたいと思っていたのです。
広島電鉄750形762号が偶然通りかかりました。この電車は戦前からあるそうで、まだまだ立派に走っています。
紙屋町で金木犀のエッセンシャルオイルを買ったので、しばらくはインスタントな秋の季節を感じられそうです。
夕方は呉へ。
過ごしやすい気温なので心なしか公園の雰囲気も和やか。
久しぶりにじっくりとサンセットを眺める気がします。
これを現像してて感じたのが、「KPのセンサってもしかしてダイナミックレンジ広い?」です。暗部の明度を上げてもK-70のときより破綻してないような…
久しぶりに彩度高めにしたいと思ってカスタムイメージ「雅(MIYABI)」に設定。この時間帯の現像はなかなか難しいのですが、各パラメータとホワイトバランスの調節で理想的な色に出来ました。
船と鳥。
あ〜瀬戸内の島巡りして〜 って感じです。
夕方の光が冬に近づいていっている感じがします。
どんどん寒くなっていって淋しい季節になるのでしょうが、影が長く伸びる冬の夕方をカメラに収めるのが少し楽しみです。
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My best shot 2019.12〜2020.9 / smc DA★55mm F1.4 SDM
はじめに
購入してからまだ1年も経っていないですが、smc DA★55mm F1.4 SDMで撮った写真をまとめてみます。
当時はとにかく明るいレンズが欲しかったみたいです。
55mmだと35mm換算で85mmくらいなのでちょうどポートレートに最適なレンズで、公式サイトでも作例はポートレートしかないほどなのです。しかし、私はポートレートは苦手で、というよりも被写体となるような人がいないので公式お望みの使い方はしないかと思います。
とファーストインプレッションで書いた通り、あれからというもの一度もこのレンズでポートレートを撮ってません。完全にスナップ専用レンズになってます笑
しかもこのレンズはスターレンズとあって防塵防滴。雨の日でも心配なく使えます。
フォトヨドバシにレビューはありますが、正直少ないので、このエントリーが参考になると幸いです。
smc DA★ 55mm F1.4 SDMの作例が載っているサイト・ブログ
My best shot
写りはなかなか繊細です。2009年発売の古いレンズですが、APS-Cのレンズで繊細な画質を求めたいなら間違いなくこのレンズだと思います。
静寂の森へ…初冬の南予アルプス ー鹿のコル・鬼ヶ城山・八面山・三本杭 ピストンー - flumingo
初めてこのレンズで写した時に、あまりの解像感に度肝を抜かれました。
静寂の森へ…初冬の南予アルプス ー鹿のコル・鬼ヶ城山・八面山・三本杭 ピストンー - flumingo
smc PENTAX-DA★ 55mm F1.4 SDM - flumingo
旅行もほぼこのレンズが常用。
Let yourself go get your life… - flumingo
被写界深度の小ささで何気ない雰囲気の風景もドラマチックに。
1歩引いて見ている感じがする55mmという中望遠の画角がとても好きです。
使用感
このレンズの描写とPENTAXカスタムイメージのおかげで自分が描く最高のイメージで現像できている気がしています。
このレンズを使い始めてからだいぶ作風が変わった感じがします。PENTAX KPに55mm F1.4を付けて、写真を撮り、途中入った喫茶店やその帰り道でカメラ内現像をするのはとても楽しい…
ぜひKPやK-70を買う方にはオススメのレンズです。最初は慣れなくてもやがてこのレンズなしでは写真趣味をやっていけなくなりますから…
完全に中望遠の虜になってしまったので、このままFA 77mm F1.8 Limitedや100mmマクロへ突き進みたいところです。
それにしてもFA Limitedは高いですね…
Off Snaps #16
この日は呉へ。
入船山には呉鎮守府司令長官の官舎が残っています。
壁には貴重な金唐紙が施されて豪華絢爛なインテリアです。
この建物は洋館部と和館部に分かれていて、和館部は長官とその家族の居住施設として使われていたそうです。
風が吹いて、木漏れ日が気持ちの良い美術館通りを下ります。
シルバーウィークとあって、大和ミュージアムは多くの人で賑わっていました。こんなに人がいる呉は本当に久しぶりです。
日が暮れて呉の街にはまばらに明かりが灯り、かつて軍需産業で栄えた40万人都市の面影はもうそこにはありません。
充実した連休となりました。そろそろオンオフ切り替えて仕事モード全開で休養の日まで頑張ります。
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Setouchi Snaps #2
電車に揺られて駅を降りて、
小さな漁船を横目に歩いて、
辿り着いたのは竹原港。
竹原から大長(おおちょう)へ向かいます。目的地は大崎下島の御手洗(みたらい)。
御手洗
総トン数12トンの小さな高速艇に揺られて、小さな港の小さな桟橋に降りました。
いい旅の予感を与えてくれる良い桟橋です。
大長は港とみかん畑に囲まれていい街です。
少し御手洗まで1.5kmほど歩きます。
御手洗に着くと、そこには味のある街並みが広がっていました。
北前船で栄えた江戸時代の街並みをしっかりと残しています。
大崎下島は橋で繋がっているので、大体の人はサクッと車で来るのですが、私ははるばる電車と高速艇を乗り継いで来たので、立派な街並みがまるでオアシスに見えます。ここに寄港した北前船の乗組員も同じような気持ちであったことでしょう。
郵便屋さんと街の人が親しく話すのも小さな街ならではの風景。
お昼は瀬戸内の海の幸と日本酒といきたかったところが、日本酒が残念ながらなかったので何故か1人で瓶ビール空けてしましました。このあとすっかり撮影ペースがすっかり落ちてしまいました笑
お邪魔した新豊というお店は1日1組限定の旅館もやっているそう。
歴史の見える丘公園に登って御手洗の街並みを上から眺めます。
江戸時代の防波堤と広がる瓦屋根の街並みはなかなかの眼福です。瀬戸内旅行の醍醐味って感じです。
山を降りてカフェで休憩。冷やしレモンぜんざいがなかなかの美味でした。
また、小さすぎて客室と操縦室が分けられてない小さな高速艇に乗って帰ります。
竹原
帰りの電車までどうせならということで竹原を散策。ここも小京都と言われるくらい綺麗な街並みが残っています。
いくつかの建物はホテルに改装されているみたいです。この日は満室でしたのでなかなか繁盛してそうです。
西方寺の普明閣に登ると街を一望できます。
駅に戻る途中で見つけた味のあるバイク。
帰りの車内で夕日を浴びました。
最近、写真欲が減衰していたのですが、完全に回復しました。もし心が荒んだら見に行って浄化されたい、そんな素晴らしい瀬戸内の景色を見ることができた1日でした。
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Off Snaps #15
Super Takumar 55mm F1.8をつけてスナップ。
何気ない国道沿いを歩きながら緑を求めて彷徨う。
広島中心部へ。DA★55mm F1.4に付け替える。
平和記念公園では多くの人がそれぞれ自由な時間を過ごしていました。
何のあてもなく袋町を歩きます。
1人で晩御飯を食べる店を選ぶのはなかなか難しい。
夜はすっかり涼しくなり、秋の訪れを感じます。秋を感じられるもの何か撮りたいですね…
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Super Takumar 55mm F1.8
カスタムイメージ「ほのか」
my new gear…してしまいました。Super Takumar 55mm F1.8(後期型)です。M42スクリューマウントアダプタを買ってしまったのでオールドレンズ沼まっしぐら…?
カスタムイメージ「ほのか」
後期型は放射性物質トリウムが使われていて、いわゆるアトムレンズというものです。
今では絶対に作れないレンズなので手にしておこうと思い購入。トリウムレンズは黄変するのでフィルムカメラには向かず、色温度を調節できるデジカメの方が向いてますかね。少なくともリバーサルフィルムに使うと大変なことになりそうです。
カスタムイメージ「ほのか」
それにしてもPENTAX KPにすごく合います。
カスタムイメージ「ほのか」
上から見ても良し。
カスタムイメージ「ほのか」
レンズの輝きが独特で好きです。
My first impression photos
まだあまり撮り貯めてないので少しだけ。
カスタムイメージ「ほのか」
なかなかピントも露出調整も難しいですが、柔らかい解像感で上手く撮れると楽しい。
カスタムイメージ「ほのか」
逆光耐性が現代のレンズに比べて低く、新鮮な写り。
カスタムイメージ「ほのか」
バチバチにピントを合わせたいときはライブビューで拡大して合わせてます。ファインダーで合わせるのはなかなか至難の技。
カスタムイメージ「ほのか」
カスタムイメージ「ほのか」
カスタムイメージは「ほのか」を使い、フィルムぽく仕上げると、柔らかい描写と相まっていい感じ。
オールドレンズを使うとDA★55mm F1.4の解像感とAFの有り難さに気づきます。初めてのオールドレンズ、ぼちぼち使っていきたいと思います。
film records #4
はじめて使ったリバーサルフィルム Velvia 100が返ってきました。1枚目の白く感光してしまうところは文字を入れたくなりますよね。
現像後のリバーサルフィルムが想像以上に美しすぎました。
今年の夏は1人でカメラ片手に歩き回った記憶。
といってもいつも単独行動が多いので、ただの普段の自分。
ピントが迷子。
こう見るとPENTAXカスタムイメージの「リバーサルフィルム」って再現度高いですね。
やはりVelvia 100は晴れの日に撮ると素晴らしい。
神戸を歩き回った夏。とても暑かったけどVelvia 100に写すと少し涼しげ。
鮮やかでも淡く優しい色。
神戸には見上げて撮ると楽しいものばかり。
Velvia 100は高いけれど、この発色は堪らない。
リバーサルフィルムは露出調整がとてもシビア。しかも、あとピンボケがまだまだ多い。
業務用100でたくさん練習して上達したらまた買おう。
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