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有馬温泉への正しい行き方講座

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兵庫に住んでいるときは知らなかったのですが、有馬温泉って結構知名度高いのですね。私の大学ではカップルはほぼみんな有馬温泉へ旅行に行ってるのではないかと思うくらいです。神戸に近くて交通の便もいいので人気なのでしょうか。

そんな有馬温泉への独断と偏見に基づく正しい行き方を、山ヲタクおじさんである私がお教えしよう!

登山口へのアプローチ

2018年12月30日に行ってきました。

登山口の最寄りは阪急神戸線 芦屋川駅です。

この駅は特急は止まらないので阪急三宮で普通電車に乗り換えました。

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兵庫県宝塚市出身のイラストレータ中村佑介さんデザインのラッピング電車に偶然乗車。車両ごとに様々な角度から見た神戸のイメージを車体に写し出しています。阪急はやはりセンス良いね。

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芦屋川駅で下車。改札口南側にローソンがあるので登山前の補給はここが良いでしょう。

しばらく住宅地を歩きます。

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阪急沿線のブランドイメージである山手の高級住宅街を登山者がぞろぞろ歩いて行く。パーティーで行くときは声のトーンを落として歩きます。

ロックガーデン

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ロックガーデン入り口には高座の滝があり、登山者のテンションを上げてくれます。この先は少し急登があるのでここで休憩してレイヤリングを整えてから登っても良いかも。

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ロックガーデンというだけあって岩だらけ。低山らしからぬ風景を楽しめるのでこのコースの人気の所以です。

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樹木が少ないので景色も良いです。海が近い。

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しばらく歩くとロックガーデンの中心部 風吹岩に到着。

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名前通り風がビュンビュン吹いています。ここも景色いいので休憩場所としてオススメ。

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こんな寒いところに猫さんがいました。雪が降る摩耶山でも猫がいたけど君たちも物好きだね。

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ロックガーデンを抜けるとゴルフ場の敷地内を通ります。ロックガーデンはイノシシが多いので二重のゲートがあります。

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ゲートを過ぎてゴルフ場が見えなくなると、雨ヶ峠に到着。ここで東お多福山と六甲山への急登である七曲りの分岐であり、多くは七曲りを経て最短コースで六甲山へ向かいます。しかし東お多福山は景色が良いので是非行って欲しい。傾斜も緩やかで歩きやすいので心配なさらずに。

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東お多福山

ゆるゆると登っていくと原っぱが広がっていて樹林帯では味わえない開放感がある。

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ススキが完全再生したら一大展望スポットになるかもね。

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雪と木漏れ日で爽やかな時間が流れる。

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東お多福山山頂では大阪方面の展望が広がる。

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あべのハルカスがめちゃくちゃ目立ちますね。

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六甲山

東お多福山から土樋割峠へ降りると、少し南へ下って七曲りへ進路を修正します。

七曲りの急登では一人ではしゃぎすぎてハイペースで登って写真を撮るのを完全に忘れてました。急登はめちゃくちゃキツくて楽しいですカップルで行ったら達成感と一体感が生まれること間違いなし!(?)

 

一軒茶屋を過ぎて道路を横断するとラストスパートです。電波塔の整備路を上がると山頂です。いつも風が強いので冬は特にここでお昼ご飯はオススメしません。近くの東屋か一軒茶屋周辺がオススメです。私はアホなので何としても山頂で飯が食べたくてここで湯を沸かしてカレーメシとモッチッチを食べましたが、湯ができるまで地獄でした。冬はジェットボイルか山専ボトルが要りますね。冬山の課題が見つかりました。

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マウンテンバイクで登山も楽しそうですね。

山頂付近の裏六甲側は樹氷が付いていました。奥には瀬戸内海が広がっていてナイスネイチャーです。

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六甲山からの下山ルートである魚屋道はかつて神戸港から有馬温泉への物資の通り道でした。なので比較的緩やかに降るので下山にぴったりです。裏六甲はここ最近毎年のように冬に歩いていますが、いつも登山道が凍っています。

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私も途中で諦めて軽アイゼンを新調したLOWA TICAM Ⅱ GT WXLに装着しました。裏六甲の冬ではアイゼンは必須です。

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さっきのマウンテンバイクの跡でしょうか。登山道の淵ギリギリを通っていました。

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途中の登山道崩落箇所では迂回路が設定されていました。ここは傾斜がきついので特にアイゼンが必要な箇所でした。アイゼン装着済みの私は楽々迂回できましたが、アイゼンをつけてなかった登山者の方達は滑りまくりで途中で流石にアイゼンを装着されていました。

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ここからしばらく距離はありますが道が良いのですぐに有馬温泉へ下山できます。

有馬温泉

モンベル有馬店があるので下山した後にも関わらず相当な登山者が入店してました。私もその一人です。低山の雪道を降ったからついついモンベルのチェーンスパイクを見てしまいました。

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この日は年末の日曜日とあって沢山の観光客がいて賑わっていました。結局何も買わず、温泉も入らずにずっと写真撮っていました。

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賑わう街中

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泉源

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細い路地

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有馬温泉と言ったらこの景色

 

有馬温泉に行くには神戸電鉄か阪急バスなので阪急電鉄系でパイを分け合っているのですね。

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電車の方が気楽なので神戸電鉄で帰りました。有馬口駅では新開地方面から来た電車から降りた乗客が有馬温泉行きの電車にゾロゾロと乗り換えていました。

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この後は神戸電鉄のいろんな駅でPENTAX K-70で撮り鉄しながらダラダラ帰りました。またそれについては気が向けば別に記事を書こうと思います。

今回のコースは春夏秋であれば少し道具を揃えて登山を始めたい人にはうってつけだと思うので是非行ってみて下さい。最後まで見ていただきありがとうございました。