Lightroom CC
私は中学生高校生の頃からInstagramヘビーユーザーなのですが、一眼レフを持ってなかった当時から旅先や登山ではiPhoneで写真を撮り、Instagramで編集して投稿してきました。一眼レフを買ったあとはiPhoneのカメラは専らメモや記録として写真を撮る程度になってしまいましたが、また初心に戻ってiPhoneで撮ってみることにしました。
一眼レフを買ったタイミングでLightroom CCを契約しましたが、これまでは一眼レフのRAWデータを編集するだけでした。
iPhone・iPad版Lightroom CCアプリにはカメラ機能もついています。DNGファイル形式というJPGよりも色の情報が多い写真データで撮って残すことができるので、綺麗に画像編集ができます。
手順としては
①右下のカメラのマークをタップ
②一番上のJPGかDNGって書いてあるマークをタップ
③DNG側にボタンをスライドする
以上でDNG形式で撮影して保存できます。
Lightroom CCのアプリは無料でダウンロードできるのですが、DNGやRAWの編集は有料なので、月額980円(税別)かかります(学生には痛い金額)。しかし、一眼レフ持ってないけどRAW現像してみたいって人にはオススメです。
簡単に綺麗な写真が撮りたいなら一眼レフを買って持ち運ぶのが一番ですが、最近のミラーレスが軽くて小さいとは言っても、ポケットに入るスマホのカメラに慣れてしまった人には大きくて嵩張る邪魔なものになってしまうでしょう。
RICOH GRやSONY RX100などの高級コンデジもいいですが、軽く5万円を超えてきます。そうなると一眼レフやミラーレスでいいやってなってしまいます。
どうすれば既存のものを使って良いスナップシューターを手に入れるかという貧乏学生特有の無茶発想で始めたのが、今回のiPhone+Lightroom CCという組み合わせです。
素人がいくら語っても仕方ないので、効果は作例で見てもらうのが一番でしょう。
作例
3分割構図で撮りました。芝生に落ちてた枯葉も全て編集で取り除くなどもしています。
午後の何気ないときのキャンパスも色味を変えるとドラマチックに。
瀬戸内海を往くフェリー上で撮った写真ですが、拡大してみるとザラつきがあるのですが、そのまま見る分には滑らかですよね。スマホのデジタル加工技術の賜物でしょうか。
夜の街スナップもInstagramに投稿なら許容範囲内のノイズ量です。
アメリカンなお好み焼き屋さんの店内ですが、テーブルに反射する赤い光などで雰囲気出てて最高です。
漁船の航跡もくっきり写り、空の色も綺麗です。
乗船前の待ち時間に多くの荷物を持った状況で、簡単に撮れるのがiPhoneの魅力です。
露出を調整すれば何気ない船内写真もドラマチックに。
フェリー外廊下の照明に主題を当てましたが、照明カバーに付いているシミや汚れまで鮮明に写せています。
iPhoneは最高の広角スナップ練習機
作例いかがでしたでしょうか。
前景・中景・遠景を意識したり、主題を明確にしたりするとiPhoneでもそれなりの写真が撮れることがわかって、大事なのは構図や露出などの基礎知識なのだと気付かされました。
それに加えてLightroomでレタッチするとiPhoneで撮ったとは思えない作品に仕上がります。
iPhoneやスマホがこれだけ普及した世の中、一億総フォトグラファーの時代と言ってもいいと思います。
皆さんが持っているスマホのカメラも最新の技術が詰まった素晴らしいものです。構図や露出の基礎知識を軽くかじってLightroom CCで編集して、いろんな綺麗な写真を楽しんでほしい。このブログがそのきっかけになってくれると嬉しいです。